記帳代行と会計ソフトの関係|TKCや弥生など税理士側の対応

記帳代行と会計ソフトの関係を解説する記事のアイキャッチ

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記帳代行を頼もうとすると、『今使っている会計ソフトはどうなるの?』と気になりますよね。

結論から言うと、記帳代行は「どの会計ソフトで帳簿をつけるか」を税理士と決めてから始まります。

この記事を読むと、自分のソフトと税理士側のソフトのどちらが楽か、ソフト名を聞いた時に何を確かめればいいかが分かります。

記帳代行を頼むと、会計ソフトは誰の物を使うの?

先に結論

記帳代行で使う会計ソフトは「税理士事務所のソフトに入力してもらう」か「自分のソフトに入力してもらう」かの2通りです。帳簿を自分でも見たいなら自分のソフト、作業を手放したいなら税理士側のソフトが向いています。

記帳代行は、領収書や通帳の明細を渡して、仕訳の入力を代わりにしてもらうサービスです。その入力先が会計ソフトなんです。

税理士事務所には、それぞれ普段使っているソフトがあります。TKCのように税理士事務所で使われることが多いシステムもあれば、弥生のように事業者が自分で使うことも多いソフトもあります。

『自分で買ったソフトが無駄になるのでは?』と心配する方も多いはずです。ただ、どちらにするかは相談で決められることがほとんどです。

例えば、最初の面談ではこんなやり取りになります。

「今は弥生で自分で入力しています。このまま使えますか?」
「データを共有していただければ、こちらで入力して決算まで進められます」

対応できるソフトは事務所ごとに違います。面談の時に、今使っているソフト名を伝えてみてください。

自分のソフトと税理士側のソフト、どちらが楽ですか?

ここが大事なところです。どちらが正解というより、帳簿をどこまで自分で見たいかで決まります。

比べる点自分の会計ソフトに入力してもらう税理士側のソフトに任せる
帳簿をいつでも見られるか自分で開いて見られる試算表などを送ってもらう形が多い
ソフトの利用料自分で払う顧問料に含まれるか事務所に確認
自分の入力に戻す時そのまま続けやすいデータの移し替えが要ることも
事務所の対応対応できないソフトもある事務所が慣れた形で進めやすい
向いている人数字を毎月自分でも確認したい人経理の作業を手放したい人

例えば、売上が伸びて記帳が追いつかなくなった個人事業主のケースです。今のソフトで毎日残高を見ているなら、ソフトはそのままで入力だけ頼むほうが違和感が少ないはずです。

一方、法人を作ったばかりで経理担当がいない会社なら、税理士側のソフトに任せて、月に一度試算表をもらう形が楽なことも。

記帳代行で頼める範囲そのものは、記帳代行とは?顧問税理士に記帳から任せる場合の流れと範囲で詳しく書いています。

記帳代行で使う会計ソフトを、自分のソフトと税理士側のソフトの2通りで比べた図解

TKCや弥生など、ソフト名で税理士を選ぶべき?

『TKCを使っている事務所がいいって聞いたけど、本当?』という声もあります。

実は、ソフト名だけで税理士を選ぶのはおすすめしません。ソフトは道具で、大事なのは誰がどのくらいの頻度で帳簿を見てくれるかだからです。

ソフト名を聞いた時は、次の点を確かめてみてください。

ソフトについて税理士に聞いておくこと
  • 今使っているソフトのデータを、そのまま使えるか
  • 自分でも帳簿を見られる形にできるか
  • ソフトの利用料は顧問料に含まれるか
  • 契約をやめた時に会計データを受け取れるか

最後の項目は見落としがちです。税理士側のソフトにしかデータが無いと、事務所を変える時に形式が合わず、移し替えに手間がかかることがあります。

銀行口座やカードの明細を取り込めるクラウド型のソフトもあります。紙の領収書が多い方は、領収書を税理士に丸投げする時の渡し方もあわせて見ておきましょう。

記帳代行の料金は、ソフトで変わりますか?

料金はソフトの種類より、仕訳の量と頼む範囲で決まることが多いです。

税理士ドットコムが示す目安では、スポットの記帳代行は1仕訳50〜100円です。法人の顧問契約に記帳代行を付ける場合は、月額5,000円〜の上乗せとされています。いずれも民間の目安で、公的な基準ではありません。

税理士の報酬規定は2002年3月31日に廃止されました。今は依頼内容に応じて各税理士が金額を決めるので、同じソフトでも事務所によって金額は違うんです。

月額の決まり方は税理士の顧問料相場にまとめています。

記帳が毎月たまってしまう、ソフトの操作に時間を取られて本業が進まない。そんな状況なら、ソフトの話まで含めて相談できる顧問税理士を探すと楽になります。

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よくある質問

会計ソフトを持っていなくても記帳代行は頼めますか?

頼めます。税理士事務所のソフトに入力してもらう形なら、自分でソフトを用意しなくても進められます。帳簿を自分でも見たい場合は、見る方法を最初に相談しておきましょう。

途中で会計ソフトを変えることはできますか?

できる場合が多いですが、過去のデータを移す作業が発生することがあります。年度の途中より、決算が終わった区切りで変えるほうが混乱は少なめです。進め方は税理士に確認してみてください。

記帳代行を頼んだら、自分は何もしなくていいですか?

領収書や請求書、通帳の明細などを渡す作業は残ります。何の支払いか分かりにくい取引には質問が来るので、メモを添えておくとやり取りが減ります。

まとめ

この記事の要点
  • 記帳代行は、自分のソフトか税理士側のソフトかを最初に決める
  • 帳簿を自分でも見たいなら自分のソフト、作業を手放したいなら税理士側が向く
  • ソフト名だけで選ばず、見る方法・利用料・契約をやめた時のデータを確かめる
  • 料金はソフトより、仕訳の量と頼む範囲で決まることが多い
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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