確定申告を税理士に断られた時の次の探し方と頼み直し方のコツ

確定申告を税理士に断られた時の次の探し方と頼み直し方を解説する記事のアイキャッチ

当サイトは国税庁・日本税理士会連合会などの公開情報をもとに編集部が執筆しています。記事内のサービス紹介には広告を含みます。

勇気を出して税理士に連絡したのに、確定申告の依頼を断られてしまった。もう頼める所はないのかと、焦りますよね。

結論から言うと、1か所に断られても、頼み方と探し方を変えれば引き受けてくれる税理士は見つけやすくなります。この記事では、断られた理由の見当のつけ方と、次の探し方、頼み直す時のコツが分かります。

確定申告を税理士に断られたらどうする?

先に結論

断られる理由としては、繁忙期で手が回らない、期限まで日数がない、業種や依頼の中身が専門外などが考えられます。まず理由に見当をつけ、資料を整えて伝え方を変え、複数の探し方を並行して使いましょう。期限に間に合わない時も、早く申告するほど加算税や延滞税の負担は抑えやすくなります。

『自分の書類がひどいから断られたのかな…』と落ち込む方もいるはずです。

ただ、そうとは限りません。税理士の報酬は、報酬規定が廃止された今、各税理士が依頼の中身に応じて決めています。

得意な業種や受けられる仕事の量も事務所ごとに違うので、合う所を探し直せばいいんです。

断られた理由に見当をつける

次の表で、自分のケースに近いものを探してみてください。

考えられる理由次の一手
2月から3月の繁忙期で、新しい依頼を受けていない秋から年内に相談する、繁忙期でも受ける所を探す
期限まで日数が足りない資料を整えてすぐ渡せる状態にして頼む
領収書が未整理で、帳簿が何もない記帳から頼めるか最初に伝える
業種や取引が専門外同じ業種を扱っている税理士を探す
何年分も申告していない無申告の対応に慣れた税理士を探す

例えば、3月に入ってから年商500万円分の領収書を箱ごと持ち込もうとしたケースでは、断られても無理はないですよね。

『じゃあ、どうすればよかったの?』と思いますよね。領収書を月ごとに分けて、通帳の明細と一緒に渡せる状態にしておくだけでも、受けてもらえる見込みはぐっと上がります。時期と資料の状態を変えるだけで、話が進むこともあります。

断られた時に「どんな状態なら受けてもらえましたか?」と一言聞いておくと、次の頼み方のヒントになります。

次の税理士の探し方

1つの方法だけで探すより、いくつかを並行して使うのがコツです。

探し方特徴
税理士情報検索サイト(日税連)登録されている税理士を地域などで調べられる
税理士会の無料税務相談税理士記念日(2月23日)を中心に相談会がある
知人の紹介業種が近い人の紹介だと話が早い
税理士紹介サービス状況を伝えると条件に合う税理士を紹介してもらえる

日本税理士会連合会が運営する「税理士情報検索サイト」で、登録の有無を確かめられます。税理士会の相談会は、日税連の案内から各税理士会の情報をたどれます。利用条件は税理士会ごとに違うので、事前に問い合わせておきましょう。

確定申告を税理士に断られた後の次の探し方を示した図解

探し方全般は税理士の探し方で、費用の目安は確定申告の税理士費用の目安で解説しています。

頼み直す時の伝え方と、期限の考え方

『また断られたらどうしよう』と思うと、連絡するのも気が重いですよね。最初の連絡で次の点を伝えると、税理士も判断しやすくなります。

頼み直す時に最初に伝えること
  • 業種と年商、白色か青色か
  • 帳簿の状態(会計ソフト入力済み、領収書のまま など)
  • 頼みたい範囲(記帳から、申告書だけ など)
  • 申告していない年があるかどうか

「領収書は月ごとに分けてあります。記帳からお願いできますか?」
「それなら確認しやすいので、見積もりを出しますね」

期限は原則として翌年3月15日で、令和8年分なら令和9年3月15日(月)です。間に合わない時は、期限後でも早く申告するほど負担を抑えやすくなります。

国税庁の確定申告を忘れたときの解説では、調査の事前通知の前に自主的に申告すれば、無申告加算税は5%です。期限から1か月以内に申告し、税額を納期限までに納めているなどの要件を満たせば、無申告加算税がかからない場合もあります。

延滞税は、令和8年は納期限の翌日から2か月以内が年2.8%、それ以降は年9.1%です。自分のケースでいくらかかるかは、税理士に確認してみてください。

何か所かに断られて探し疲れてしまった方や、期限が迫っていて急いで頼みたい方は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうと探す手間が減って楽になります。

税理士ドットコム

あなたの業種・規模に合う顧問税理士を無料で紹介

記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。

紹介料無料税理士ドットコムで顧問税理士を紹介してもらう

(税理士ドットコムの紹介ページに移動します・24時間365日受付)

よくある質問

税理士に断られるのは珍しいことですか?

繁忙期や専門外の依頼では、断られることもあります。1か所で断られても、時期や探し方を変えて相談してみてください。

期限に間に合わない時は、自分で申告したほうがいいですか?

期限後でも早く申告するほど加算税や延滞税の負担は抑えやすくなります。自分で出すか、期限後に税理士に頼むかは、税理士会の相談会なども使って確かめてみてください。

何年も申告していなくても、頼める税理士はいますか?

無申告の申告を扱っている税理士もいます。何年分が未申告かを最初に正直に伝えると、話が早く進みます。

まとめ

この記事の要点
  • 断られる理由には、繁忙期や日数不足、専門外など事務所側の事情もある
  • 理由に見当をつけ、時期と資料の状態、伝え方を変えて頼み直す
  • 税理士情報検索サイト、税理士会の相談会、紹介など複数の探し方を使う
  • 期限後でも早く申告するほど、加算税と延滞税の負担を抑えやすい
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

個人事業主・フリーランス・会社経営者が、自分の状況に合った顧問税理士を探せるよう、公的機関の公開情報をもとに費用・探し方・頼める範囲を解説しています。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!