RSUや暗号資産の確定申告を税理士に頼む費用と探し方のコツ

RSUや暗号資産の確定申告を税理士に頼む費用と探し方を解説する記事のアイキャッチ

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勤務先からRSUを受け取った、ビットコインを売って利益が出た。初めての確定申告で、どこから手をつければいいか分からない。そんな方も多いですよね。

結論から言うと、RSUや暗号資産は計算に手間がかかるので、普通の確定申告より見積もりが上がりやすい分野です。この記事では、費用の考え方と、得意な税理士を探すコツが分かります。

RSUや暗号資産の確定申告、税理士費用はいくら?

先に結論

RSUや暗号資産の確定申告だけを対象にした公的な料金の目安はありません。税理士の報酬は自由に決められていて、取引の量や資料のそろい方で見積もりが変わります。税理士ドットコムが示す目安では、確定申告のスポット依頼は3万円〜で、そこに計算の手間が上乗せされると考えておきましょう。

税理士の報酬規定は2002年に廃止されていて、今は事務所が依頼内容に応じて金額を提示します。だから「RSUならいくら」という決まった相場は無いんです。

『じゃあ、何で金額が変わるの?』と思いますよね。

見積もりが変わりやすいのは、次のような所です。

見積もりが変わる所手間が増えやすい例
取引の量暗号資産の売買が多い、取引所が複数ある
資料のそろい方年間取引報告書が無い取引所がある、明細が英語
計算の難しさ外国の会社の株、外貨建ての金額を円に直す必要がある
ほかの所得副業の収入や不動産収入も一緒に申告する

RSUと暗号資産、何がややこしいの?

RSUは「受け取った時」と「売った時」を分けて考える

RSUは、勤務先やその親会社から報酬として受け取る株式です。どの所得になるか、いつの時価で計算するかは、個別の判断が要るところです。

参考になるのが、国税庁の税制非適格ストック・オプションの解説です。ストック・オプションでは、権利を使った時と株を売った時の2段階で課税され、雇用関係から与えられたものは給与所得になるとされています。

RSUを自分のケースにどう当てはめるかは、税理士に確認しておきましょう。外国の親会社の株は、会社の年末調整に入っていないこともあります。

暗号資産は原則として雑所得

国税庁の暗号資産等に関する税務上の取扱いでは、暗号資産を売ったり使ったりして出た利益は、事業所得等の基因となる行為に付随する場合を除いて、原則として雑所得に区分されるとされています。

計算書は「移動平均法用」と「総平均法用」が用意されていて、取引所の年間取引報告書を使う場合は総平均法用を使うよう案内されています。『取引所のデータを全部集めるのは大変そう』と感じた方もいますよね。取引所が多い人ほど、ここで手間がかかるんです。

RSUや暗号資産の確定申告で税理士の見積もりが変わる所を示した図解

得意な税理士を探すコツ

ただ、どの税理士も株式報酬や暗号資産に慣れているわけではありません。問い合わせでは、最初に中身を具体的に伝えるのがコツです。

例えば、こんなやり取りです。

「外資系の会社でRSUを受け取りました。去年売った分もあります」
「明細を見せてもらえれば、必要な計算と見積もりをお伝えしますね」

問い合わせ前にそろえるもの
  • RSUの付与・権利確定・売却の明細(英語のままでよい)
  • 暗号資産の取引所ごとの年間取引報告書や取引履歴
  • 会社からもらった源泉徴収票

外国籍の方が確定申告を頼む場合も、考え方は同じです。言葉に不安があるなら、対応できる言語を最初に聞いておくと安心ですよ。

相手が税理士かどうかも確かめておく

『ネットで見つけた相談先、本当に税理士なのかな』と気になることもありますよね。

税理士や税理士法人は、日本税理士会連合会が運営する税理士情報検索サイトで名前を調べられます。申告書の作成や具体的な税務相談は、税理士などにしか頼めない仕事です。依頼する前に一度調べておきましょう。

声をかける時期も大事です。令和8年分の所得税の確定申告は、令和9年3月15日が期限です。明細を集めるのに時間がかかる分野なので、年が明けたら早めに問い合わせてみてください。

毎年RSUを受け取る人や、取引が続く人は、年1回の依頼より顧問の方が合うこともあります。毎月払う顧問と年1回の依頼の差も見ておきましょう。

自分で計算する時間が取れない、計算書を作ってみたけれど合っているか不安。そんな状況なら、株式報酬や暗号資産に慣れた税理士を探すと楽になります。

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よくある質問

暗号資産で損をした年も、税理士に頼んだ方がいいですか?

損だけの年でも、ほかの所得との関係で申告の要否が変わることがあります。自分のケースで申告が要るかは、税理士に確認しておきましょう。

RSUの申告を忘れていた場合はどうなりますか?

期限後に自分から申告すれば、無申告加算税は5%で済みます(調査の事前通知の前の場合)。法定申告期限から1か月以内で、税額を期限までに納めているなど一定の要件を満たせば、かからないこともあります。

費用をできるだけ抑えるには?

取引履歴や明細を自分でそろえておくと、手間が減って見積もりが下がりやすくなります。安さだけで選ぶ時の注意点は格安で頼める税理士の注意点でまとめています。

確定申告全体の費用感は確定申告の税理士費用で解説しています。

まとめ

この記事の要点
  • RSUや暗号資産の確定申告に公的な料金の目安はなく、手間で見積もりが変わる
  • 暗号資産の利益は原則として雑所得とされている
  • RSUの扱いは個別の判断が要るので、明細をそろえて税理士に確認する
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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