確定申告の期限ギリギリでも税理士は受けてくれる?頼み方と料金

確定申告の期限ギリギリで税理士に頼む方法と料金を解説する記事のアイキャッチ

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気づけば3月に入っていて、確定申告がまだ手つかず。今から税理士に頼んで間に合うのか、焦っている方も多いですよね。

結論から言うと、期限ギリギリでも受けてくれる税理士はいます。ただ、断られることもあるので、頼み方と期限を過ぎた時の扱いを知っておくと落ち着いて動けます。

確定申告の期限ギリギリでも税理士は受けてくれる?

先に結論

受けるかどうかは税理士ごとの判断です。書類がそろっていて取引が少ないほど受けてもらいやすくなります。間に合わない場合でも、期限後に早めに申告すれば負担を小さくできる仕組みがあります。

『この時期に頼んだら迷惑だよね…』と遠慮する気持ちは分かります。

ただ、2月から3月は税理士がもっとも忙しい時期で、新規の依頼を締め切っている事務所もあるんです。だからこそ、連絡する前に準備をしておくことが大事になります。

まずは期限の日付を正確に押さえておきましょう!

申告の種類令和8年分(2026年分)の期限
所得税の確定申告令和9年(2027年)3月15日(月)
個人事業者の消費税の確定申告令和9年(2027年)3月31日(水)
所得税の延納の期限令和9年(2027年)5月31日(月)

申告期間は原則2月16日から3月15日までで、期限が土日祝日の時はその翌日が期限になります。国税庁の主な国税の納期限でも確認できます。

ギリギリでも受けてもらいやすい頼み方

『どうせ断られるなら、何から話せばいい?』と迷いますよね。

実は、税理士が受けるかどうかを決める材料は、作業量が見えるかどうかなんです。最初の連絡で状況を具体的に伝えると、受けてもらいやすくなります。

ギリギリで頼む時の動き方
  1. 売上の記録、経費の領収書、通帳、源泉徴収票を1か所にまとめる
  2. 事業の内容、おおよその取引の量、記帳が済んでいるかを書き出す
  3. 複数の税理士に同じ内容で連絡し、受けられるか聞く
  4. 受けてもらえたら、追加で求められた書類をすぐ渡す

連絡する時は「3月15日までに間に合わせたい確定申告があります。帳簿は会計ソフトに入力済みで、取引は月に20件ほどです」のように話すと伝わりやすいです。

税理士から「領収書はまだ分けていない状態ですか」と聞かれたら、正直に答えておきましょう。後から作業量が増えると、間に合わなくなることもあります。

連絡はメールや問い合わせフォームでも構いません。忙しい時期は電話がつながりにくいので、状況を文章で送っておくと返事をもらいやすいです。

渡す書類のそろえ方は確定申告を税理士に頼む時の必要書類にまとめています。

受けてもらえなかった時は?

『何件連絡しても断られる…』という時もありますよね。

その場合は、申告書の作成は自分でやり、迷っている所だけ相談に乗ってもらう形も考えてみてください。全部を任せるより作業が少ないので、受けてもらえることもあります。

税理士会でも、税理士記念日の2月23日を中心に無料の税務相談会が開かれています。条件や日程は税理士会ごとに違うので、日本税理士会連合会の案内から確かめてみましょう。

期限ギリギリの依頼は料金が上がる?

税理士の報酬は自由に決められていて、公的な料金表はありません。急ぎの依頼に特急料金を上乗せするかどうかも、事務所ごとに違います。

参考として、税理士ドットコムが示している個人の確定申告の目安を載せておきます。民間の目安なので、金額は見積もりで確かめてください。

依頼の内容税理士ドットコムが示す目安
確定申告のみ(白色)5万円〜
確定申告のみ(青色・売上1,000万円未満)7万円〜
記帳代行込み(青色・売上1,000万円未満)15万円〜
記帳代行込み(青色・売上3,000万円未満)20万円〜
確定申告の期限ギリギリで税理士に頼む時の動き方を示した図解

同じ売上の規模でも、領収書が月ごとに分けてあるか、会計ソフトに入力済みかで作業の量は大きく変わります。急ぎの時ほど、この差が料金にも出やすいんです。

記帳が済んでいない状態で頼むと、記帳代行の分だけ金額が上がりやすいです。料金の考え方は確定申告の税理士費用の相場も参考にしてみてください。

期限に間に合わなかったらどうなる?

『もう間に合わない、どうしよう…』と思っても、慌てなくて大丈夫です。期限を過ぎても申告はできます。

ただし、期限後の申告には無申告加算税がかかることがあります。国税庁のタックスアンサー No.2024では、申告のタイミングで割合が変わるとされています。

期限後申告のタイミング無申告加算税の割合
税務調査の事前通知の前に自分から申告5%
事前通知の後、調査による決定を予知する前50万円まで10%、50万円超300万円まで15%、300万円超25%
調査を受けた後、決定を受けた場合50万円まで15%、50万円超300万円まで20%、300万円超30%

ここが大事なところです。次の要件をすべて満たすと、無申告加算税はかかりません。

  • 法定申告期限から1か月以内に自分から期限後申告をしている
  • 納める税額の全額を法定納期限までに納めている
  • 過去5年以内に無申告加算税や重加算税を課されておらず、この特例も受けていない

つまり、申告書が間に合わなくても、税金だけは期限内に納めておく考え方もあるんです。いくら納めればいいかは、税理士に相談してみてください。

また、納付が遅れると延滞税がかかります。令和8年の割合は、納期限の翌日から2か月以内が年2.8%、2か月を超えた後が年9.1%です。

期限を過ぎた後の進め方

期限を過ぎてしまったら、次の順で動いてみてください。

期限を過ぎた時に確かめること
  • 申告期限から何日たっているか
  • 納める税額の見込みと、すでに納めた金額
  • 税務署から連絡が来ていないか
  • 過去5年以内に期限後申告をしたことがあるか

日数がたつほど延滞税が増えていくので、待つほど負担は大きくなります。税理士が見つかるまでの間も、書類集めは先に進めておきましょう。

期限を過ぎていても、税務署から連絡が来る前に自分から申告する方が割合は低くなります。ここまで来たら、1日でも早く出すことを目標にしてください!

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よくある質問

3月に入ってから税理士を探しても見つかりますか?

受けるかどうかは税理士ごとの判断なので、断られることもあります。同じ内容を複数の税理士に伝えて、受けられるかを早めに聞いてみましょう。

期限を1日過ぎただけでも加算税はかかりますか?

期限から1か月以内に自分から申告し、税額を期限内に全額納めているなど、要件をすべて満たせばかかりません。当てはまるかは税理士に確認してみてください。

ギリギリの依頼だと料金は高くなりますか?

急ぎの上乗せをするかは税理士ごとに違います。記帳が済んでいない分は作業が増えるので、見積もりの時に内訳を聞いておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 令和8年分の所得税の確定申告は令和9年3月15日が期限
  • 期限ギリギリでも、書類と作業量が見えれば受けてもらいやすい
  • 急ぎの料金は税理士ごとに違うので、見積もりで確かめる
  • 1か月以内に自分から申告し、税額を期限内に納めていれば無申告加算税がかからない場合がある
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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