確定申告を会計士に頼む費用は?税理士との違いと依頼先の選び方

確定申告を会計士に頼む費用と税理士との違いを解説する記事のアイキャッチ

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確定申告を誰かに頼みたい。知り合いに公認会計士がいるけれど、会計士に頼むといくらかかるのか、そもそも頼めるのか気になりますよね。

結論から言うと、会計士でも税理士として登録していれば確定申告を頼めます。費用の決まり方は税理士に頼む場合と同じです。この記事では、料金の目安と依頼先の選び方が分かります。

確定申告は会計士に頼める?費用はいくら?

先に結論

公認会計士は税理士となる資格を持っていますが、確定申告を代わりに作ってもらうには、その会計士が税理士として登録している必要があります。費用は各事務所が自由に決めるもので、会計士だから高い・安いという公的な基準はありません。

『会計士の方が上の資格だから、料金も高いのでは?』と思う方も多いはずです。

実は、確定申告の報酬について、会計士向けの別の相場が決まっているわけではありません。税理士の報酬は平成14年(2002年)に報酬規定が廃止されてから、依頼内容に応じて各税理士が決めています。

確定申告を頼める人は法律で決まっている

国税庁によると、税務代理・税務書類の作成・税務相談を仕事として行えるのは、税理士、税理士法人、国税局長に通知をした弁護士・弁護士法人に限られます。

税理士法では、公認会計士は「税理士となる資格を有する」人の一つです。そのうえで、税理士として業務を行うには、日本税理士会連合会の税理士名簿に登録する必要があります。

依頼先確定申告の作成・代理ポイント
税理士頼める税務の専門家として登録している
公認会計士(税理士登録あり)頼める「公認会計士・税理士」と名乗る事務所もある
公認会計士(税理士登録なし)頼めない監査や会計の相談は別にできる

注意: 税理士となる資格の条文は税理士法(e-Gov法令検索)の第3条で確かめられます。

料金の目安は税理士と同じ物差しで見る

会計士に確定申告を頼む場合も、料金は「申告の種類」「売上の規模」「記帳を任せるか」で変わります。

民間の税理士ポータル「税理士ドットコム」が示す、個人事業主の確定申告(単発)の目安は次の通りです。

申告の種類・売上確定申告のみ記帳代行込み
白色申告5万円〜10万円〜
青色申告(売上1,000万円未満)7万円〜15万円〜
青色申告(売上3,000万円未満)10万円〜20万円〜
青色申告(売上5,000万円未満)15万円〜25万円〜

この金額は公的な統計ではなく、民間の目安です。実際の金額は見積もりで確かめましょう。

確定申告を公認会計士と税理士のどちらに頼むか選ぶ時の確認ポイントを示した図解

会計士と税理士、確定申告ではどう違う?

『会計士に頼んだ方が、しっかり見てもらえそう』と感じる方もいますよね。

ただ、確定申告で大事なのは、資格の名前より「個人の申告や、あなたの業種の申告に慣れているか」です。

公認会計士の本来の仕事は、企業の決算書が正しいかを確かめる監査です。会計士の事務所の中には、上場準備や大きな会社の会計を中心にしている所もあります。

こんな人は会計士兼税理士の事務所も候補に

例えば、次のような状況なら、会計に強い事務所を選ぶ意味があります。

  • 個人事業から法人化して、将来は資金調達も考えている
  • 売上が大きく、決算書の数字を経営に使いたい
  • 確定申告と一緒に、会社の会計の仕組みづくりも相談したい

一方で、会社員の副業や、売上1,000万円未満の青色申告なら、個人の申告に慣れた税理士の方が話が早いことも多いです。

依頼先の選び方と確認のしかた

ここが大事なところです。名刺に「会計士」とあっても、税理士として登録しているかは別に確かめておきましょう。

依頼前に確かめること
  • 日本税理士会連合会の税理士情報検索サイトで、税理士として登録されているか
  • 個人の確定申告(青色申告)を普段から受けているか
  • 料金は確定申告だけか、記帳代行も含むか
  • 翌年以降も同じ人が担当してくれるか

登録は日税連の「税理士情報検索サイト」で調べられます。税理士・税理士法人は、事務所のある地域の税理士会に所属し、日税連に登録されています。

見積もりの時は、こんなふうに聞いてみてください。

「青色申告で売上は800万円ほどです。帳簿は自分で付けています。申告書の作成だけだといくらですか?」

『料金を比べたいけど、何人にも連絡するのは大変…』という方は、紹介サービスで条件に合う税理士を探すのも一つの方法です。毎年の申告を任せたい、法人化も相談したいという方には特に向いています。

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費用の全体像は確定申告の税理士費用の目安、毎年頼むかどうかは確定申告を毎年税理士に頼むなら顧問契約にすべきかで比べています。

よくある質問

公認会計士なら誰でも確定申告を代わりに作れますか?

いいえ。税理士の業務を行うには税理士名簿への登録が必要です。税理士情報検索サイトで登録を確かめてから依頼しましょう。

会計士に頼むと税理士より料金は高くなりますか?

公的な基準は無く、報酬は事務所ごとに決まります。資格の名前より、依頼内容と事務所の得意分野で金額が変わるので、見積もりで比べてみてください。

青色申告を会計士に頼む時の注意点は?

個人の青色申告を普段から受けているかを確認しましょう。記帳を任せるかどうかで料金が変わるので、帳簿の状態も先に伝えておくとスムーズです。

まとめ

この記事の要点
  • 公認会計士でも、税理士として登録していれば確定申告を頼める
  • 費用は各事務所が自由に決め、会計士だから高いという公的な基準は無い
  • 料金は申告の種類・売上・記帳を任せるかで変わる
  • 依頼前に、税理士情報検索サイトで登録を確かめておく
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顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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