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自宅でブログやサイトを運営していると、『家賃もネット代も仕事に使っているし、全部経費にしていい?』と迷いますよね。
結論から言うと、アフィリエイターの節税のカギは「家事按分の根拠を残すこと」です。この記事では、家賃・通信費の按分とツール代の計上、アフィリエイターの経費一覧を見ていきます。
アフィリエイターの経費と節税で、まず押さえること
自宅の家賃や通信費は、仕事に使った部分だけを経費にできます。その割合は、使っている広さや時間など説明できる根拠で決めます。サーバー代やツール代のように仕事専用の費用は、その年に発生した分をそのまま経費にできます。
自宅が仕事場になる人は、ここが一番大事なところです。
国税庁は、仕事と私用の両方に関わる費用を「家事関連費」と呼んでいます。経費になるのは、取引の記録などをもとに、業務に直接必要だった部分を明らかに区分できる金額だけです。(出典: 国税庁 No.2210 必要経費の知識)
『なんとなく半分くらい?』で決めてしまう方もいますが、それだと説明がつきません。
例えば、2部屋のうち1部屋を作業部屋にしているケース。床面積の割合で家賃を分けるのは、根拠として説明しやすい方法です。

アフィリエイターの経費一覧
よく出てくる費用を表にまとめました。個別に落ちるかどうかは、判断を税理士に確認してみてください。
| 費用 | 経費にできる範囲 | 根拠の残し方 |
|---|---|---|
| サーバー・ドメイン代 | 仕事専用なら全額 | 契約明細を保存する |
| 有料テーマ・ツール代 | 仕事専用なら全額 | 購入履歴を保存する |
| 自宅の家賃 | 仕事に使う部分だけ | 作業部屋の広さをメモする |
| ネット回線・スマホ代 | 仕事に使う部分だけ | 使う時間の目安を記録する |
| 電気代 | 仕事に使う部分だけ | 作業時間の目安を記録する |
| 記事の外注費 | 全額 | 発注内容と支払い記録を残す |
| 商品レビュー用の購入費 | 記事に使った物だけ | 掲載した記事とひもづける |
レビュー用の購入費は、特に聞かれやすい費用です。
「この掃除機、私物では?」
「レビュー記事に使って、写真も載せています」
こう答えられるように、掲載した記事のURLと購入履歴をセットで残しておきましょう。
パソコンなど高い物を買った時は?
ここは意外と知られていないんです。
国税庁の説明では、取得価額が10万円未満の物は、使い始めた年に全額を経費にできます。10万円以上20万円未満なら、まとめて3年間で3分の1ずつ経費にする方法があります。(出典: 国税庁 No.2100 減価償却のあらまし)
青色申告者にはさらに特例もあります。どれを使うと有利かは、その年の利益によって変わります。
報酬はいつの売上になる?
経費だけでなく、売上の時期にも注意が要ります。ASPの報酬は「入金された時」ではなく、確定した時点で考えるのが基本です。
年末に確定して翌年1月に入金された報酬は、確定した年の売上になります。迷う時は、ASPの管理画面で確定日を確かめておきましょう。節税の相談先を探している方は、節税の税理士に相談する前に知りたいことも参考になります。
インボイス登録をしている場合は?
ASPからインボイス登録を案内されて、登録した方もいますよね。登録すると課税事業者になり、消費税の申告が必要になります。
ただ、免税事業者から登録した人には「2割特例」があります。令和5年10月1日から令和8年9月30日の日の属する課税期間は、納める消費税を売上にかかる消費税の2割にできる仕組みです。(出典: 国税庁 No.6498 インボイス制度)
その後も、小規模な個人事業者は令和9年・令和10年の課税期間に「3割特例」が使えます。どの計算方法が有利かは経費の中身でも変わるので、一度確かめておくと安心です。
- 作業部屋の広さや仕事で使う時間の目安をメモしたか
- サーバー・ツールの契約明細を1年分そろえたか
- ASPごとの確定報酬の明細をダウンロードしたか
記帳が追いつかなくなったら、税理士に頼むと楽
報酬が増えてASPやツールの数が増えると、明細を集めるだけでも時間を取られますよね。
『按分の割合、去年と変えてもいいのかな』と迷った時も、相談できる相手がいると心強いです。
費用の目安として、税理士ドットコムが示す個人事業主の確定申告のみの依頼は、白色で5万円から、青色で売上1,000万円未満なら7万円からとされています。事務所ごとに自由に決まるので、税理士の顧問料相場もあわせて見てみてください。
売上が伸びて記帳が追いつかない方や、法人化を考え始めた方は、一度税理士を探してみると楽になります。
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よくある質問
家賃の按分割合は何割までなら大丈夫ですか?
決まった上限はありません。仕事に使っている広さや時間など、説明できる根拠で決めることが大事です。判断は税理士に確認を。
実家暮らしで家に入れているお金は経費になりますか?
国税庁は、生計を一にする親族に払う家賃などは必要経費にならないとしています。個別の事情は税理士に確認してみてください。
副業のアフィリエイトでも経費は計上できますか?
収入を得るために直接かかった費用なら計上の対象になります。所得の区分によって扱いが変わるので、税理士に確認を。
まとめ
- 自宅の家賃や通信費は、仕事に使った部分だけが経費になる
- 按分の割合は、広さや時間など説明できる根拠で決める
- サーバー代やツール代など仕事専用の費用は全額が経費
- 10万円以上のパソコンなどは、計上の方法を選べる





