ヨガインストラクターの経費と節税|レッスン会場の使用料とウェアの扱い

ヨガインストラクターの経費と節税で迷いやすいレッスン会場の使用料とウェアの扱いを解説する記事のアイキャッチ

当サイトは国税庁・日本税理士会連合会などの公開情報をもとに編集部が執筆しています。記事内のサービス紹介には広告を含みます。

ヨガインストラクターは、スタジオに所属したり、公民館やレンタルスペースを借りて自分でクラスを開いたりと、働き方がいろいろですよね。『ヨガウェアって普段も着るけど、経費にしていいの?』と迷う方も多いはずです。

結論から言うと、レッスンのための支出かどうかを記録で分けられれば、経費にできるものは意外と多いです。この記事では、会場費やウェアなど迷いやすい支出の考え方が分かります。

ヨガインストラクターの経費は何が対象?

先に結論

主な経費は、レッスン会場の使用料、マットやブロックなどの道具、レッスン用のウェア、集客のための広告費、移動の交通費、資格や研修の受講料です。普段着としても使うウェアは、レッスン専用かどうかで扱いが変わります。分けにくい支出は、扱いを税理士と決めておくと安心です。

国税庁の案内(令和8年4月1日現在法令等)では、仕事と私生活の両方にかかわる支出は、業務に直接必要だったと明らかに区分できる金額だけが経費になるとされています。詳しくは国税庁の必要経費の案内で確認できます。

ヨガインストラクターがよく使う経費を一覧にしてみました。

経費の種類ヨガインストラクターでの例迷いやすい点
会場費公民館やレンタルスタジオの使用料予約記録とクラス名を残す
道具マット、ブロック、ストラップ、音響機器生徒用と自分用を分ける
ウェアレッスン用のウェア普段着と兼ねると判断が難しい
集客SNS広告、チラシ、予約システム利用料前払い分の期間に注意
交通費会場やスタジオへの移動私用の外出と分ける
学び資格講座、ワークショップの受講料今の仕事との関係を説明できるか
ヨガインストラクターの経費で迷いやすい会場費、ウェア、受講料の3つを示した図解

レッスン会場の使用料とウェアはどう扱う?

会場費は、ヨガインストラクターにとって大きな経費の一つです。公民館やレンタルスペースは、予約記録と領収書をセットで残しておきましょう。

例えば、月に数回、地域のレンタルスペースでクラスを開いているケース。日付、会場名、クラスの参加人数を手帳やアプリにまとめておけば、売上と会場費の関係がひと目で分かります。

『ウェアはレッスンでしか着ていないのに、経費にならないの?』と不安になる方もいますよね。

レッスン専用として使い、普段は着ていないなら、経費として考えられる余地があります。ただ、普段着としても着られる服は、私生活の支出と見られやすいのも事実です。

購入日、レッスン専用で使っていることのメモ、できれば着用しているレッスン風景の写真を残しておくと説明しやすくなります。判断は税理士に確認を。

音響機器などの道具は、金額で扱いが変わります。国税庁の案内では、10万円未満なら使い始めた年の経費、10万円以上20万円未満なら3年で均等に経費にする方法を選べます。

青色申告をしている中小の事業者なら、令和8年4月1日以後に取得した10万円以上40万円未満の資産を、年間合計300万円まで使い始めた年の経費にできる特例もあります。詳しくは国税庁の減価償却の案内で確認できます。

資格講座や研修の受講料は経費になる?

ここは迷う方が多いところです。インストラクターとしての仕事を続けるために受けた研修やワークショップは、経費として考えやすい支出です。

一方、これからインストラクターになるための最初の資格講座は、仕事を始める前の支出として扱いが分かれることもあります。

相談の場面では、例えばこんなやり取りになります。

「マタニティヨガの講座を受けたんですが、経費になりますか?」
「今のクラスで教える内容に関係するなら、受講の目的と案内資料を残しておきましょう」

受講料を経費にする前に確認したいこと
  • 今の仕事で教える内容と関係があるか
  • 受講の案内や領収書を保管しているか
  • 開業前の支出か開業後の支出か

似た働き方の経費は、ミュージシャンの経費と節税やライターの経費と節税でも解説しています。節税の相談先の選び方は節税の税理士に相談する前に知りたいことをどうぞ。

スタジオ勤務と自主クラスの両方で収入があって申告が複雑になってきた、教室を開くために法人化を考えている。そんな時は、個人事業の申告に慣れた顧問税理士を探すと楽になります。

税理士ドットコム

あなたの業種・規模に合う顧問税理士を無料で紹介

記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。

紹介料無料税理士ドットコムで顧問税理士を紹介してもらう

(税理士ドットコムの紹介ページに移動します・24時間365日受付)

よくある質問

自宅でオンラインレッスンをしている場合、家賃は経費になりますか?

レッスンに使っている部分だけを、使っている割合で分ければ経費にできます。割合の決め方を記録しておきましょう。

生徒に配る飲み物やお菓子は経費になりますか?

レッスンの一環として出しているなら経費として考えられます。何をいつ配ったかを記録し、判断は税理士に確認してみてください。

スタジオから受け取る報酬はどう申告しますか?

支払明細を取引先ごとに保管し、確定申告で収入として計上します。所得の区分や源泉徴収の有無は、明細を見ながら税理士に確認すると安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 会場費は予約記録と領収書をセットで残す
  • ウェアはレッスン専用かどうかで扱いが変わる
  • 道具は10万円未満・20万円未満・40万円未満で扱いが変わる
  • 受講料は今の仕事との関係を説明できるかが大事
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

個人事業主・フリーランス・会社経営者が、自分の状況に合った顧問税理士を探せるよう、公的機関の公開情報をもとに費用・探し方・頼める範囲を解説しています。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!