税務調査で税理士にお礼は必要?立会い後の報酬と気持ちの伝え方

税務調査の立会い後に税理士へお礼が必要かを解説する記事のアイキャッチ

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税務調査が無事に終わって、ほっとしたところ。立ち会ってくれた税理士に、何かお礼をした方がいいのかなと迷っていませんか。

結論から言うと、お礼の品やお金は無くても失礼にはなりません。この記事を読めば、立会いの報酬の考え方と、気持ちの伝え方、次につながるお願いの仕方が分かります。

税務調査で税理士にお礼は必要?

先に結論

税理士への支払いは、契約で決めた報酬が基本です。立会いの日当や調査対応料が別料金なら、その請求に払えば十分です。気持ちを伝えたい時は、品物よりも言葉と、次からの協力で返す方が喜ばれやすいです。

『お世話になったのに、何もしないのは気が引ける』と感じますよね。

ただ、税理士の報酬は、依頼の内容に応じて税理士が提示し、依頼者と合意して決めるものです。税理士会の報酬規定は2002年に廃止され、いまは公的な料金表がありません。

つまり、立会いの手間はすでに報酬に含まれているか、別に請求されるかのどちらかなんです。追加でお金を包む必要はありません。

立会いの報酬はどう決まる?

『顧問料を払っているのに、立会いは別料金なの?』と驚く方も多いはずです。

ここは事務所ごとに違います。顧問料に含める事務所もあれば、調査の日数に応じて日当を請求する事務所もあります。

契約の形立会いの費用確認したいこと
顧問契約に含む追加の請求なし何日分まで含むか
顧問契約+別料金日当や調査対応料を請求1日あたりの金額と事前準備の扱い
顧問契約なし(スポット)調査1件ごとに見積もり途中から頼んだ時の料金

例えば、調査の前に帳簿を一緒に見直す時間も、事務所によっては報酬の対象になります。請求書を受け取ったら、内訳が分からない点は遠慮なく聞いてみてください。

「立会いの日当は、事前の打ち合わせの時間も含まれていますか?」
「事前準備の分は顧問料の範囲で対応しています」

こんなふうに確認しておくと、後で気まずくなりません。顧問料そのものの目安は税理士の顧問料相場で紹介しています。

立会い後に確認しておきたいこと
  • 立会いの費用が顧問料に含まれるか、別料金か
  • 別料金なら、何日分・どの作業が対象か
  • 修正申告や追加の書類作成が必要になった時の料金

感謝の気持ちを伝えるなら?

『それでも何か形にしたい』という方もいますよね。

その場合は、高価な品物より、仕事のしやすさで返すのがおすすめです。税理士にとって助かるのは、資料が早くそろうことなんです。

税理士に感謝を伝える方法として言葉で伝える、資料を早く出す、紹介するの3つを示した図解
  • 調査が終わった時に、言葉やメールでお礼を伝える
  • 次の決算から、領収書や通帳のデータを早めに渡す
  • 知り合いの経営者に税理士を探している人がいたら紹介する

菓子折りを渡すくらいなら問題になることはあまりありません。ただ、現金や商品券を包むのはやめておきましょう。お互いの関係を報酬の外に広げることになり、相手を困らせることも。

調査担当者へのお礼は?

立ち会ってくれた税理士とは別に、税務署の調査担当者に何かすべきか迷う方もいます。

調査担当者は仕事として来ているので、お礼の品は要りません。当日は質問にていねいに答えることが、何よりの協力になります。

お礼より大事な「次の調査への備え」

実は、調査が終わった直後が、税理士とじっくり話せるいいタイミングです。

指摘された点や、聞かれて答えに困った点は、次の申告でも同じように見られる可能性があります。記憶が新しいうちに、税理士と振り返っておきましょう。

調査後の振り返り
  1. 指摘された項目と、その理由をメモにまとめる
  2. 記帳や証拠の残し方で変えることを税理士と決める
  3. 次の決算の打ち合わせ日を先に決めておく

税務代理権限証書を出しておくと次が楽

調査の時に税理士が出した税務代理権限証書は、税理士が代理する権限を税務署に示す書面です。

納税者が事前に同意していれば、次の調査の事前通知は、この書面を出している税理士にしてもらえます。突然の電話に自分で対応しなくて済むのは、気持ちの面でも大きいですよね。

申告のたびにこの書面を出してもらえるか、振り返りの時に聞いておきましょう。

税務調査の全体の流れは税務調査とは?調査の流れと顧問税理士の役割で解説しています。指摘に納得できなかった場合は指摘に納得できない時の対応も読んでみてください。

今回は調査の時だけスポットで頼んだ、という方もいるはずです。売上が伸びて記帳が追いつかない、毎年の申告に不安があるなら、今回の税理士にそのまま顧問をお願いするか、別の顧問税理士を探すと次から楽になります。

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よくある質問

税務調査の立会いをしてくれた税理士に、お礼のお金を包むべきですか?

包む必要はありません。税理士への支払いは契約で決めた報酬が基本で、立会いの費用は顧問料に含まれるか、別に請求されるかのどちらかです。

立会いの日当はいくらくらいですか?

税理士の報酬には公的な基準が無く、金額は事務所ごとに違います。依頼する前か、調査の連絡が来た時点で見積もりをもらっておきましょう。

調査の後、お礼の連絡はいつするのがよいですか?

調査が終わった当日か翌日に、メールや電話で伝えるのが自然です。その時に振り返りの打ち合わせ日も決めておくと、次の申告に生かせます。

まとめ

この記事の要点
  • 税理士へのお礼の品やお金は無くても失礼にならない
  • 立会いの費用は顧問料に含むか別料金かを契約で確認する
  • 感謝は言葉と、資料を早く出す協力で返すと喜ばれやすい
  • 調査直後に指摘点を振り返り、次の申告に備える
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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