自営業の税理士の選び方と会計士との違いを知って上手に頼む方法

自営業の税理士の選び方と会計士との違いを解説する記事のアイキャッチ

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自営業で毎年の確定申告に追われていると、『税理士と会計士、どっちに頼めばいいんだろう』と迷うことがありますよね。

結論から言うと、自営業の申告や税金の相談なら、頼む相手は税理士です。会計士に頼みたい場合は、その人が税理士として登録しているかを確かめる必要があります。

この記事では、税理士と会計士の違いと、自営業に合う税理士の選び方が分かります。

自営業は税理士と会計士のどちらに頼む?

先に結論

申告書の作成や税務署とのやり取り、税金の相談は、税理士・税理士法人などにしか頼めません。公認会計士でも、税理士として登録していれば同じように頼めます。

『会計士のほうが格上だから安心では?』と思う方もいるかもしれません。

ただ、ここは資格の上下ではなく「何を頼めるか」で考えるのが大切です。税務代理・税務書類の作成・税務相談は、税理士、税理士法人、国税局長に通知をした弁護士などに限られています。

比べる点税理士公認会計士
主な仕事申告書の作成、税務代理、税務相談会社の決算書の監査など
自営業の確定申告頼める税理士登録があれば頼める
税務調査の立会い頼める税理士登録があれば頼める
確かめ方税理士情報検索サイト同じく税理士登録を確認

国税庁の案内では、税理士となる資格がある人の中に公認会計士も含まれています。平成29年4月1日以後に公認会計士試験に合格した人は、税法に関する研修を修了していることが条件です。

詳しくは国税庁「税理士の登録」で確認できます。

会計士に頼む時に確かめること

会計士の事務所に相談する時は、こんなふうに聞いてみてください。

「先生は税理士としても登録されていますか?」

登録があれば、日本税理士会連合会が運営する「税理士情報検索サイト」で名前を調べられます。税理士はどこかの税理士会に所属して、日税連に登録されているからです。

自営業に合う税理士の選び方

税理士なら誰でも同じ、というわけではありません。自営業の人に合うかどうかは、次の3つで見ていくと分かりやすいです。

まず、自分の業種の取引に慣れているか。例えば、飲食店なら現金売上や仕入れ、建設業なら外注費や源泉徴収、ネットショップなら在庫やインボイスが話題になりやすいです。

次に、自分の規模に合った頼み方を提案してくれるか。売上が小さいうちから高い顧問契約をすすめられても、続けるのが大変ですよね。

最後に、連絡の取りやすさです。質問へのレスポンスや、メール・オンラインで話せるかは、日々の安心感に直結します。

自営業の状況合いやすい頼み方
副業や開業したてで取引が少ない自分で申告し、迷う時だけ相談
年1回の確定申告だけが不安確定申告のスポット依頼
売上が伸びて記帳が追いつかない顧問契約で記帳から任せる
法人化を考え始めた顧問契約で事前に相談

例えば、年商800万円で一人で営む美容室なら、確定申告だけ頼むスポット依頼で十分なことも多いです。一方、年商3,000万円で従業員を雇う飲食店なら、源泉所得税や年末調整もあるので、顧問契約のほうが楽になりやすいです。

個人事業主が顧問を付ける目安は個人事業主が顧問税理士を付ける基準でも詳しく書いています。

自営業の人が税理士を選ぶ時に見る3つのポイントを示した図解

自営業の人が税理士に上手に頼むコツ

『忙しいから、全部お任せでいいや』と考えてしまう方もいます。でも、任せる範囲を決めずに頼むと、費用が思ったより膨らむことも。

上手に頼むコツは、自分でやることと任せることを先に分けておくことです。

依頼する前に決めておくこと
  • 記帳は自分で入力するか、税理士に任せるか
  • 毎月の面談が必要か、決算前だけで足りるか
  • 年間で払える費用の上限
  • 使っている会計ソフトをそのまま使いたいか

税理士ドットコムが示す目安では、個人事業主の確定申告のみの依頼は、白色で5万円〜、青色(売上1,000万円未満)で7万円〜です。顧問契約なら、売上1,000万円未満で毎月20,000円〜とされています。どれも民間の目安なので、見積もりで確かめてみてください。

費用の内訳は税理士の委託料の相場で、探し方は税理士の探し方で詳しく紹介しています。

売上が伸びて帳簿付けが追いつかない、法人化や人を雇うことを考えている。そんな自営業の方は、自分の業種に慣れた税理士を探してみると、申告の時期がぐっと楽になります。

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記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。

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よくある質問

自営業の確定申告を会計士に頼んでも大丈夫ですか?

その会計士が税理士として登録していれば頼めます。登録していない場合は、申告書の作成や税務相談は頼めません。依頼前に登録の有無を確かめておきましょう。

自営業でも税理士なしで申告できますか?

自分で確定申告をすることはできます。取引が少なく内容も単純なら、自分で進めている人も多いです。判断に迷う経費などがあれば、その部分だけ相談する方法もあります。

記帳代行の業者と税理士は何が違いますか?

帳簿付けの代行そのものは、税理士だけに認められた業務には含まれていません。ただ、申告書の作成や税金の相談は税理士などに限られます。記帳だけ外に出して、申告まで任せたい場合は税理士に頼むことになります。

まとめ

この記事の要点
  • 自営業の申告書作成や税金の相談は、税理士などにしか頼めない
  • 公認会計士でも、税理士として登録していれば同じように頼める
  • 業種の取引への慣れ、規模に合った提案、連絡の取りやすさで選ぶ
  • 記帳や面談の回数など、任せる範囲を先に決めておくと費用が読みやすい
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

個人事業主・フリーランス・会社経営者が、自分の状況に合った顧問税理士を探せるよう、公的機関の公開情報をもとに費用・探し方・頼める範囲を解説しています。 公式サイト

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