税理士選びで失敗する例とは|後悔した人に多い選び方の共通点

税理士選びで失敗しやすい例と防ぎ方を解説する記事のアイキャッチ

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税理士に頼んだのに、思っていたのと違った。そんな話を聞くと、自分も失敗しないか不安になりますよね。

結論から言うと、税理士選びの後悔には「契約前に確かめておけば防げたもの」が少なくありません。料金の内訳、頼める範囲、連絡の方法を先に決めておけば、多くは防げます。

この記事では、後悔しやすい選び方の共通点と、その防ぎ方が分かります。

税理士選びの失敗、よくある例は?

先に結論

税理士選びで失敗しやすいのは、月額の顧問料の安さだけで決めた、知人の紹介で比べずに決めた、自分の業種に慣れていない人を選んだ、頼める業務の範囲を決めずに契約した、の4つです。どれも、2〜3人と面談して料金の年間の合計と業務の範囲を書面で確かめれば防ぎやすくなります。

『そんなの当たり前でしょ』と思うかもしれません。

実は、忙しい時期に急いで探すと、この当たり前が抜けやすいんです。確定申告の直前や、会社を作った直後は特に注意しておきましょう。

失敗の例後で起きやすいこと防ぎ方
月額の安さだけで決めた決算料や記帳代行が別にかかり、年間では高くなった顧問料×12か月に決算料などを足して比べる
知人の紹介で比べずに決めた合わないと感じても断りにくい紹介でもほかに1〜2人と面談する
業種に慣れていない人を選んだ業界特有の取引の扱いを毎回説明する同じ業種の顧問先があるか聞く
業務の範囲を決めずに契約した頼んだつもりの業務が追加料金になった顧問料に含まれる業務を書面で一覧にする
税理士選びの失敗例として料金の安さだけ・比べずに決める・業務の範囲があいまいの3つを示した図解

料金と範囲で後悔するパターン

まず気をつけたいのが、料金にまつわる後悔です。

例えば、年商1,500万円の個人事業主が、月額の安さで顧問を決めたケースを考えてみてください。年1回の確定申告料が別にかかり、記帳代行も追加になると、1年の合計は最初の想定より大きくなります。

税理士の報酬は、平成14年に報酬規定が廃止されてから、事務所ごとに自由に決めています。だから、同じ「月2万円」でも中身は事務所によって違うんです。

料金の決まり方は税理士の顧問料相場でくわしく紹介しています。

「全部やってくれると思っていた」も多い

『顧問なんだから、全部お任せでいいはず』。そう思っていた方ほど、後でギャップを感じやすいです。

例えば、こんなやり取りが起きることも。

「年末調整もお願いできますか?」
「年末調整は顧問料とは別で、従業員の人数に応じてお見積もりになります」

契約の前に、記帳、給与計算、年末調整、税務調査の立会いがどこまで含まれるかを聞いておきましょう。

任せきりで、自分の数字が分からなくなる

もう1つ気をつけたいのが、「任せすぎ」による後悔です。

記帳から申告まで全部任せた結果、今月の売上や手元のお金がどれくらいか、自分では答えられなくなることも。融資の相談や法人化を考える時に、ここで困る方がいます。

例えば、月次の試算表を毎月送ってもらい、気になる数字を1つだけ質問してみてください。それだけでも、数字との距離はぐっと縮まります!

相手選びで後悔するパターン

知人の紹介は、人柄が分かる安心感があります。ただ、合わないと感じても断りにくいのが難点ですよね。

紹介で決める時も、ほかに1〜2人と面談しておくと比べる目が持てます。面談で何を聞くかは税理士の面談で聞くべきことにまとめています。

業種に慣れているかも大事です。例えば、ネットショップなら在庫の数え方、飲食店なら現金売上の管理と、論点は業種で変わります。

もう1つ、見落としがちなのが登録の確認です。申告書の作成や税務相談を頼めるのは、税理士・税理士法人・国税局長に通知した弁護士などに限られます。

税理士でない人は、無料であっても税務相談などを行えません。日本税理士会連合会の「税理士情報検索サイト」で、登録されているか確かめておくと安心です。

失敗したと思ったら、変えてもいい

『今さら変えるのは気まずい…』と思いますよね。

でも、顧問税理士は変えられます。次の税理士を決めてから今の契約を終える順番にすると、申告の時期に空白ができません。

帳簿や過去の申告書の控えの引き継ぎ方も、次の税理士と相談しておきましょう。長く付き合える相手の見分け方は顧問税理士の選び方で紹介しています。

今の税理士と話がかみ合わない、知人の紹介だったので自分からは言い出しにくい、次の候補を比べてから乗り換えたい。こんな状況なら、税理士を紹介してもらってから面談すると、探し直す手間が減ります。

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記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。

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よくある質問

税理士を変える時、今の税理士には何と伝えればいいですか?

契約を終えたい時期と、帳簿や書類の返し方を落ち着いて伝えれば大丈夫です。理由をくわしく話す必要はありません。契約書に解約の決まりがあれば、先に確かめておきましょう。

失敗しないためには、何人と面談すればいいですか?

2〜3人と面談して比べるのがおすすめです。同じ質問をして、答え方や料金の内訳を比べると違いが分かりやすくなります。

若い税理士を選ぶと失敗しやすいですか?

年齢だけでは決まりません。自分の業種や規模の経験があるかと、相談しやすいかで選んでみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 税理士選びの失敗は、契約前に確かめなかったことから起きやすい
  • 料金は顧問料だけでなく、決算料などを含めた年間の合計で比べる
  • 顧問料に含まれる業務は書面で一覧にしてもらう
  • 知人の紹介でも、ほかに1〜2人と面談して比べる
  • 合わなければ、次の税理士を決めてから変えればいい
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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