税務調査の電話が来た個人事業主へ|日程調整と税理士探しの順番

税務調査の電話が来た個人事業主の日程調整と税理士探しの順番を解説する記事のアイキャッチ

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税務署から「税務調査に伺いたい」と電話が来ると、それだけで落ち着かなくなりますよね。

結論から言うと、まずは電話の内容をメモし、日程を決める前に税理士を探し始めるのがおすすめです。この記事では、電話を受けてから調査の日までの順番が分かります。

税務調査の電話が来たら、最初に何をする?

先に結論

税務調査の事前通知は、原則として電話で口頭で行われます。電話では、調査の日時と場所、対象の税目と年分、調査の目的などを聞き取ってメモしておきましょう。日程は、都合や税理士の予定に合わせて調整を相談できます。その場で全部決めず、税理士を探す時間を見込んでおくと安心です。

国税庁の税務調査手続に関するFAQでは、事前通知は原則として電話による口頭で行い、調査の日までに準備ができるよう、相当の時間的余裕を置くとされています。

何日前に連絡が来るかは、法令で決まっていないんです。だからこそ、電話を受けたその日から動き始めるのが大事です。

『書面で送ってほしい』と思う方もいるはずです。ただ、FAQでは、納税者の要望に応じて事前通知の内容を書いた書面を出すことはないとされています。

電話で聞いてメモしておくこと
  • 調査を始める日時と場所
  • 対象の税目と、何年分か
  • 調査の目的
  • 担当者の名前と、所属する税務署

税務署を名乗る電話に不安がある時は、公式サイトに載っている税務署の番号にかけ直して確認すると安心です。

日程はずらしてもらえる?

例えばこんな場面です。

「来週の火曜日から伺いたいのですが、ご都合はいかがですか」

「税理士に相談してからお返事したいので、少しお時間をいただけますか」

このように、その場で決めずに一度持ち帰ることもできます。

FAQでは、事前通知の時に都合をたずね、決算業務などの忙しさにも配慮して日時を調整するとされています。通知の後でも、一時的な入院や親族の葬儀、業務上やむを得ない事情などがあれば、申し出ると変更を協議してもらえます。

税理士探しはどの順番で進める?

『調査の日まで時間がないのに、税理士なんて探せるの?』と焦りますよね。順番を決めておくと、意外と進められます。

電話から調査の日までの流れ
  1. 電話の内容をメモし、日程の返事は少し待ってもらう
  2. 税務調査の立会いを頼める税理士を探して相談する
  3. 税理士と日程を決め、税務署に返事をする
  4. 税理士が税務代理権限証書を税務署に出す
  5. 対象の年の帳簿や領収書、通帳を集める
  6. 税理士と申告の中身を見直し、聞かれそうな点を確認する

税理士は、税務代理権限証書を出すと、調査の立会いをしてくれます。事前に同意しておけば、それ以降の事前通知を税理士に行ってもらうこともできます。

やること自分でやる税理士に頼む
日程の調整自分の都合だけで返事税理士の予定も合わせて調整
帳簿の確認一人で見直す申告とのずれを一緒に探す
調査の当日一人で質問に答える立会いで説明を補ってもらう
調査の後結果の説明を一人で聞く修正申告の要否を相談できる

例えば、売上1,500万円ほどで一人で美容室を営み、確定申告も自分でしてきたケースを考えてみてください。調査のためだけに税理士を頼むのか、今後の申告も含めて顧問を頼むのかで、相談する内容が変わります。

調査だけのスポット依頼か顧問契約かで費用も変わるので、顧問料の相場も目安にしてみてください。

税務調査の電話が来てから調査の日までの流れを示した図解

申告の誤りに気づいたらどうする?

書類を見直していて、『あれ、この売上が抜けているかも』と気づくこともありますよね。

修正申告のタイミングで、過少申告加算税の割合が変わります。事前通知の前なら、自分から修正すればかかりません。事前通知の後で、調査で指摘される前に修正すると、原則5%です。調査で更正を受けると、原則10%になります。

つまり、気づいた誤りを放っておくより、税理士と相談して早めに直すほうが負担は軽くなるんです。

帳簿が手元にない時は帳簿がない時の対処、調査全体の流れは税務調査の基本と流れで解説しています。

調査の電話が来て一人で対応するのが不安な方や、帳簿の見直しに手が回らない方は、立会いまで頼める税理士を早めに探しておくと準備が進めやすくなります。

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よくある質問

税務調査の電話に、その場で日程を答えないといけませんか?

その場で決めずに、税理士と相談してから返事をしたいと伝えることもできます。都合が悪い日が分かっていれば、先に伝えておきましょう。

税理士は調査の直前でも引き受けてもらえますか?

引き受けてもらえるかは税理士によって違います。電話が来たら早めに複数の税理士に相談し、立会いができるか、費用はどのくらいかを聞いてみてください。

電話で「申告書を見直してください」と言われました。これも調査ですか?

国税庁のFAQでは、調査とは別に、行政指導として申告書の見直しをお願いする場合があるとされています。担当者はどちらに当たるかを示すことになっているので、電話で確認してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 事前通知は原則として電話で、日時や対象の年、目的を伝えられる
  • 日程は、都合や税理士の予定に合わせて調整を相談できる
  • 電話の後は、税理士探しを先に進めてから日程を決めると楽
  • 申告の誤りに気づいたら、早めに修正したほうが加算税は軽い
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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