弥生の記帳代行支援サービスとは?税理士に頼む場合との違い

弥生の記帳代行支援サービスと税理士に頼む場合の違いを解説する記事のアイキャッチ

当サイトは国税庁・日本税理士会連合会などの公開情報をもとに編集部が執筆しています。記事内のサービス紹介には広告を含みます。

弥生会計を使っていて、『弥生に記帳代行を頼めるサービスがあるらしい』と調べている方もいるはずです。

結論から言うと、弥生の記帳代行支援サービスは、会計事務所が使うためのサービスです。事業者が弥生に直接申し込んで記帳を任せる物とは少し違います。

この記事では、サービスの仕組みと、事業者として何を頼めばいいかが分かります。

弥生の記帳代行支援サービスとは?

先に結論

弥生の記帳代行支援サービスは、会計事務所の記帳代行の作業を効率化するための、会計事務所向けのサービスです。利用するのは弥生のパートナープログラム(弥生PAP)に入った会計事務所です。事業者は、このサービスを使っている税理士事務所に記帳代行を頼む形で関わります。

『じゃあ、自分では使えないの?』と思いますよね。

実は、事業者が直接このサービスに申し込むわけではないんです。事業者が契約するのは、あくまで税理士事務所などの会計事務所です。

弥生の公式案内によると、流れはおおまかにこうなっています。

サービスを使った記帳代行の流れ
  1. 事業者が通帳や領収書などの証憑を会計事務所に渡す
  2. 会計事務所が証憑をスキャンしてアップロードする
  3. 弥生側で証憑の内容をデータにする
  4. 会計事務所がデータを確認・修正して仕訳にする
弥生の記帳代行支援サービスで事業者と会計事務所と弥生がどう関わるかを示した図解

通帳や領収書、請求書のほか、銀行口座やクレジットカードの明細も対象とされています。事業者が口座の連携ツールを使って、取引のデータを事務所に渡す方法もあります。

料金は誰が払う?税理士に頼む場合との違い

サービスの利用料は、会計事務所と弥生の間の契約です。事業者が払うのは、会計事務所に頼む記帳代行の料金になります。

ここが大事なところです。比べるべきなのは「弥生のサービスか税理士か」ではなく、「どの事務所に、いくらで、どこまで頼むか」なんです。

比べる点弥生の記帳代行支援サービス税理士事務所の記帳代行
申し込む人会計事務所事業者
事業者が払う料金直接は払わない事務所が決めた記帳代行料
申告や税務相談サービスの対象外税理士なら頼める
事業者の関わり方事務所を通して使われる事務所と直接やり取り

税理士の報酬は自由に決められていて、公的な基準はありません。税理士ドットコムが示す目安では、記帳代行はスポットで1仕訳50〜100円です。

法人の顧問契約に記帳代行を足す場合は、年間売上5,000万円未満で月5,000円〜、5,000万円以上5億円未満で月10,000円〜とされています。

このサービスを使う事務所に頼むと何が違う?

事業者の目線で言うと、証憑を渡す方法の選択肢が広がるのがうれしいところです。紙のまま渡すほか、口座の連携でデータを渡す方法もあります。

『入力が速くなるなら、料金も安くなるの?』と気になりますよね。

料金は事務所が決めるので、サービスを使っているかどうかだけでは決まりません。見積もりの時に、記帳代行の料金と内訳を聞いてみてください。

記帳代行の料金の決まり方は、税理士の記帳代行の相場でくわしく紹介しています。

弥生会計の人が記帳代行を頼む時の確認点

弥生会計を使っているなら、同じ弥生の製品に対応した事務所を選ぶと、データの受け渡しがスムーズです。

例えば、最初の相談ではこんな会話になります。

「今は弥生会計で自分で入力しています。記帳を任せたいんですが」
「うちも弥生で記帳しているので、今のデータを引き継いで続きから進められますよ」

自分で入力を続けるか、任せるか

弥生会計で自分で入力していて、毎月きちんと回っているなら、決算と申告だけを頼む形もあります。反対に、入力が月末に溜まりがちなら記帳から任せた方が楽です。

今の状況合いやすい頼み方
毎月自分で入力できている決算と申告だけ税理士に頼む
入力が溜まりがち記帳から税理士事務所に任せる
取引が多く入力に時間がかかる証憑を渡して記帳代行を頼む

『今のデータが無駄にならないか心配』という方は、引き継ぎの方法を最初に聞いておきましょう。

依頼前に聞いておきたいこと
  • 弥生会計のデータをそのまま引き継げるか
  • 証憑は紙で渡すか、スキャンや口座連携で渡すか
  • 記帳代行が顧問料に含まれるか、別料金か
  • 申告や税務相談までまとめて頼めるか

記帳を丸ごと任せる時の全体像は、記帳代行とは?でまとめています。クラウド会計を使っている方はfreeeの記帳代行は誰に頼む?も参考になります。

弥生会計を使っていて記帳が追いつかない、データを引き継いで申告まで任せたい。こんな状況なら、弥生に対応した顧問税理士を探すと、今の入力がそのまま生きてきます。

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よくある質問

事業者が弥生に直接、記帳代行を頼むことはできますか?

記帳代行支援サービスは会計事務所向けのサービスです。事業者は、このサービスを使っている会計事務所に記帳代行を頼む形になります。

弥生会計を使っていないと、このサービスを使う事務所に頼めませんか?

受け入れの条件は事務所ごとに違います。使っている会計ソフトと、データの渡し方を最初の相談で確認してみてください。

記帳代行だけ頼んで、申告は自分でしてもいいですか?

記帳代行だけを受ける事務所もあります。申告書の作成や税務相談まで頼みたい時は、税理士がいる事務所を選びましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 弥生の記帳代行支援サービスは会計事務所向けのサービス
  • 事業者はこのサービスを使う事務所に記帳代行を頼む形で関わる
  • 事業者が払うのは事務所の記帳代行料で、目安は1仕訳50〜100円(税理士ドットコム)
  • 弥生会計のデータを引き継げるかを最初に確認する
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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