インボイス対応の記帳代行|登録後に増えた経理の手間の頼み先

インボイス登録後に増えた経理の手間を記帳代行で任せる方法を解説する記事のアイキャッチ

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インボイスの登録をしてから、『請求書のチェックと消費税の計算で、経理の時間が倍になった』と感じていませんか。

結論から言うと、インボイス対応の記帳は、消費税の申告までまとめて税理士に頼むと手間がぐっと減ります。

この記事では、登録後に増えた作業のうち何を任せられるか、どこに頼むとよいかが分かります。

インボイス登録後の記帳代行は何を頼めるの?

先に結論

インボイス登録後は、受け取った請求書がインボイスかどうかの確認と、消費税の申告が加わります。税理士に記帳代行を頼めば、仕訳の入力から消費税の申告書の作成まで一度に任せられます。

インボイス制度は、令和5年(2023年)10月1日に始まりました。登録した事業者は、消費税を納める課税事業者になります。

登録前と比べて、増えやすい作業はこのあたりです。

  • 自分が出す請求書に、登録番号などを正しく書く
  • 受け取った請求書や領収書がインボイスかどうか確かめる
  • インボイスでない仕入れを分けて記帳する
  • 年に一度、消費税の申告と納付をする

特に面倒なのが、受け取った書類の確認ですよね。仕入れのたびに登録番号の有無を見て、帳簿に反映するのは地味に時間を取られます。

記帳代行を頼めば、この確認も含めて入力してもらえることが多いです。どこまで含まれるかは、見積もりの時に聞いておきましょう。

負担を軽くする特例は、記帳にどう関わる?

ここが大事なところです。インボイスには負担を軽くする特例があり、使えるかどうかで記帳の手間も変わります。

特例内容期間
2割特例免税事業者から登録した人は、納める消費税を売上の消費税の2割にできる令和5年10月1日〜令和8年9月30日の日の属する課税期間
3割特例小規模な個人事業者が登録した場合、売上の消費税の3割にできる令和9年・令和10年の課税期間
少額特例基準期間の課税売上高が1億円以下などの事業者は、税込1万円未満の仕入れならインボイスが無くても帳簿の保存で控除できる令和5年10月1日〜令和11年9月30日
経過措置免税事業者からの仕入れも、80%から段階的に控除できる令和13年9月30日まで

2割特例や3割特例を使う場合、仕入れのインボイスを一件ずつ確かめる手間が軽くなることがあります。

『自分はどの特例が使えるの?』と迷う方も多いはずです。期間の数え方や届出の要否は事業者によって違うので、判断は税理士に確認してみてください。

制度の詳しい内容は、国税庁のインボイス制度のタックスアンサーと少額特例の概要で確認できます。

インボイス登録後に増える経理の作業と、税理士に任せられる範囲を表した図解

インボイス対応の記帳は、どこに頼めばいい?

頼み先は、大きく分けて税理士と、記帳だけを請け負う代行業者があります。

違いが出るのは、消費税の申告です。申告書の作成や税務相談は、税理士などにしかできない業務なんです。

例えば、こんな相談をしたい時は税理士が向いています。

「うちは2割特例を使えますか?」
「登録した時期と今年の売上を見て、確認してみましょう」

記帳だけを別の業者に頼むと、申告の時に改めて税理士を探すことになりがちです。違いは記帳代行は会計士や社労士でもいい?で詳しく書いています。

例えば、免税事業者からインボイス登録したデザイナーのケースです。取引先は少なくても、消費税の申告が初めてなら、記帳と申告をまとめて頼むほうが安心です。

従業員がいる法人なら、給与計算や年末調整まで一緒に頼めるかも聞いておくと、窓口を一つにできます。

料金の目安と、頼む前に準備すること

税理士ドットコムが示す目安では、スポットの記帳代行は1仕訳50〜100円です。個人事業主の確定申告を記帳代行込みで頼む場合は、白色で10万円〜、青色で売上1,000万円未満なら15万円〜とされています。

これは民間の目安で、公的な基準ではありません。インボイスの確認が加わると、作業量に応じて金額が変わることもあります。

頼む前に、次の準備をしておくと見積もりがスムーズです。

相談前にそろえておくもの
  • インボイスの登録通知(登録番号が分かるもの)
  • 主な取引先と、毎月の請求書・領収書の量
  • 今使っている会計ソフトの名前

ソフトの扱いは記帳代行と会計ソフトの関係にまとめています。

登録してから経理が回らなくなった、消費税の申告が初めてで不安、という状況なら、記帳から申告まで任せられる顧問税理士を探すと楽になります。

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よくある質問

インボイス登録をしたら、記帳代行の料金は上がりますか?

上がることがあります。請求書の確認や消費税の申告が加わり、作業量が増えるためです。どこまでが料金に含まれるかは、見積もりの時に確かめておきましょう。

受け取った領収書がインボイスか分からない時はどうすればいいですか?

迷う書類はそのまま税理士に渡し、確認してもらうのが早いです。自分で判断して経費から外したり、控除したりする前に相談してみてください。

2割特例を使う場合も、帳簿はきちんとつける必要がありますか?

はい。特例は納める消費税の計算方法の話で、売上や経費の記帳は通常どおり必要です。所得税や法人税の申告にも帳簿を使います。

まとめ

この記事の要点
  • インボイス登録後は、請求書の確認と消費税の申告が加わる
  • 2割特例・3割特例・少額特例は期間が決まっているので、使えるか税理士に確認する
  • 消費税の申告まで任せたいなら、記帳代行も税理士に頼むと一度で済む
  • 登録通知・取引の量・会計ソフトをそろえてから相談する
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