税理士のセカンドオピニオンの探し方|今の顧問に不安がある時

今の顧問税理士に不安がある時に、別の税理士にセカンドオピニオンを求める方法を解説する記事のアイキャッチ

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今の顧問税理士の説明がよく分からない。この申告で本当に合っているのか、誰かに見てほしい。そんなモヤモヤを抱えている経営者の方も多いはずです。

結論から言うと、今の顧問を続けたまま、別の税理士に意見を聞くことはできます。この記事では、セカンドオピニオンの探し方と、相談の進め方が分かります。

税理士にもセカンドオピニオンは頼めますか?

先に結論

頼めます。今の顧問契約はそのままで、別の税理士に申告書や帳簿を見てもらい、意見を聞くことができます。相談先は税理士を選びましょう。税務相談は税理士の仕事で、税理士でない人は無償でも行えないとされています。

『今の先生に悪いし、こっそり相談するのは気が引ける…』と思いますよね。

ただ、大事なお金の話です。不安を抱えたまま毎月の顧問料を払い続けるより、一度ほかの意見を聞いた方が、気持ちの整理もつきやすいんです。

税務相談や申告書の作成は、税理士や税理士法人などにしかできない仕事です(国税庁 No.9203)。詳しい知人に見てもらうのではなく、税理士に相談してみてください。相手が税理士かどうかは税理士の資格を確認する方法で調べられます。

こんな不安があるなら、一度聞いてみる価値あり

例えば、次のような場面です。

  • 節税の提案が強引で、本当に大丈夫か気になる
  • 決算の数字の説明を聞いても、よく分からないまま終わる
  • 質問への返事が遅く、申告の期限ぎりぎりになることが続く
  • 売上が伸びたのに、相談できることが前と変わらない

1つだけなら、聞き方を変えるだけで解消することもあります。いくつも当てはまるなら、ほかの税理士の考えを聞いてみる時期かもしれません。

攻めすぎる節税の見分け方は節税に積極的な税理士の選び方で書いています。

セカンドオピニオンの相談先はどう探す?

相談先は、大きく分けて次の3つです。

相談先向いている場面気をつけたい点
税理士会の無料税務相談まず気軽に一般的な考え方を聞きたい時期や条件は各税理士会で違う
別の税理士にスポットで相談自分の申告書や帳簿を見てほしい費用は事前に見積もりを取る
税理士紹介サービス乗り換えも視野に入れて候補を出してほしい面談で相性を自分でも確かめる

全国の税理士会では、2月23日の税理士記念日を中心に無料の税務相談会を開いています。電話による税務相談室もあります(日税連「税理士会の相談会に行ってみる」)。利用の条件や時間は、各税理士会に問い合わせてみてください。

『無料の相談会だけで足りるかな?』と迷ったら、何を聞きたいかで決めてみてください。自分の書類を具体的に見てほしいなら、別の税理士にスポットで頼むのが早いです。報酬は自由化されているので、相談の範囲を伝えて見積もりをもらいましょう。

税理士のセカンドオピニオンを受けるまでの流れを示した図解
相談に持っていくもの
  • 直近の申告書の控え(法人なら決算書も)
  • 今の顧問契約の内容が分かる物(顧問料・決算料・頼んでいる範囲)
  • 不安に思っている点のメモ

誤りが見つかった時、顧問を替えるか迷った時は?

ここが大事なところです。相談の結果、申告に誤りが見つかることもあります。

税金を少なく申告していた場合、税務調査の事前通知が来る前に自分から修正申告すれば、過少申告加算税はかかりません(国税庁 No.2026)。逆に納めすぎていた時は、原則として法定申告期限から5年以内なら更正の請求ができます。

相談では、例えばこんなやり取りになります。

「去年の申告で、この経費の扱いが気になっていて」

「この書き方だと、税務署から聞かれる可能性があります。今の先生にも一度確認してみてください」

こう言われたら、まずは今の顧問に確認してみるのがおすすめです。個別の判断は、税理士とよく話して決めましょう。

顧問を替えるかどうかは、不安の中身で考えてみてください。説明不足が原因なら、聞き方を変えるだけで解消することもあります。相談しても返事が遅い、ミスが続くといった時は、乗り換えも選択肢に入ります。年商に合った選び方は年商で変わる税理士の選び方でまとめています。

『替えたいけれど、自分で探して断るのは気が重い…』という方もいるはずです。今の顧問に不安があり、乗り換えも考えたい。そんな時は、条件を伝えて税理士を紹介してもらう方法もあります。

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よくある質問

セカンドオピニオンを受けたことは、今の税理士に伝えるべきですか?

伝える義務はありません。ただ、指摘を受けた点を今の顧問に確認する時は、別の税理士にも意見を聞いたと伝えた方が話が早いこともあります。

税理士会の無料相談でも、申告書を見てもらえますか?

相談の内容や時間の条件は税理士会ごとに違います。持っていく前に、各税理士会に問い合わせてみてください。

顧問を替える時期はいつがいいですか?

決算や確定申告の直前は引き継ぎが慌ただしくなります。申告が終わって少し落ち着いた時期に動くと、引き継ぎがスムーズです。

まとめ

この記事の要点
  • 今の顧問契約のまま、別の税理士に意見を聞くことができる
  • 相談先は税理士会の無料相談、別の税理士へのスポット相談、紹介サービス
  • 誤りが見つかったら、調査の通知前に自分から直すのが大事
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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