税務相談を無料でできる窓口|税理士の相談会の探し方と注意点

税務相談を無料でできる窓口と税理士の相談会の探し方を解説する記事のアイキャッチ

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税金のことで気になることがあるけれど、いきなり税理士事務所に行くのはハードルが高い。そんな方も多いですよね。

結論から言うと、税務相談は税理士会や市区町村の相談会、税務署の窓口などで無料で受けられます。この記事を読めば、無料の税務相談会の探し方と、使う時に気をつけたい点が分かります。

税務相談を無料でできる窓口は?

先に結論

無料で税務相談ができるのは、主に「税理士会の無料税務相談会」「市区町村の税理士税務相談」「税務署の面接相談」「国税の電話相談センター」です。税理士に自分のケースを聞きたいなら、税理士会や市区町村の相談会が向いています。どこも予約や条件があるので、先に案内ページを確かめておきましょう。

『同じ無料なら、どこでも同じでは?』と感じるかもしれません。

ただ、窓口によって相談に乗る人も、聞ける範囲も違うんです。まずは並べて見てみてください。

無料の税務相談所相談に乗る人向いている相談予約
税理士会の無料税務相談会税理士会に所属する税理士自分の状況をふまえた税の相談会ごとに違う
市区町村の税理士税務相談地元の税理士会支部の税理士制度や計算方法、手続き予約制が多い
税務署の面接相談税務署の職員申告や手続きの相談事前予約が必要
国税の電話相談センター国税局の職員など国税の一般的な質問予約なしで電話
無料の税務相談の窓口と相談に乗る人の違いを示した図解

税理士会の無料税務相談会を使う

税理士に直接聞きたいなら、まずは税理士会の相談会です。

日本税理士会連合会の税理士会の相談会の案内によると、全国15の税理士会が、税理士記念日の2月23日を中心に、無料税務相談会や講演会、税金セミナーを開いています。

利用の条件や相談時間は、各税理士会に問い合わせる形です。全国で共通のルールが決まっているわけではないので、行く前に地元の税理士会のページを見ておきましょう。

電話の税務相談室もある

日税連は、日本税務研究センターなどと連携して、2008年7月から電話による税務相談室を運営しています。

『会場まで行けないけど、税理士に聞きたい』という時の選択肢になります。使い方は日本税務研究センターの案内で確かめてみてください。電話での相談先は税理士の無料相談を電話でする方法でもまとめています。

無料でも税の相談に乗れるのは税理士だけ

『詳しい知り合いに聞けば十分では?』と思うこともありますよね。

実は、税の相談は無料であっても、税理士(または国税局長に通知した弁護士)でなければ業として行えません。税理士法で、税務相談は税理士の独占業務とされているからです。

知人から聞いた話も、最後は相談会の税理士や税務署で確かめておくと安心です。

市区町村の税務相談会を探す

実は、身近な区役所や市役所でも、税理士の無料相談会を開いていることがあります。

自治体が地元の税理士会の支部と組んで、決まった日に相談日を設けている形です。お住まいの市区町村のホームページで「税務相談」「税理士相談」と調べてみてください。

例えば川崎市(中原区役所など)の税理士税務相談

川崎市の税についての相談では、市内に在住・在勤・在学の方を対象に、各区役所で税理士税務相談を開いています。

項目川崎市の税理士税務相談の内容
相談員東京地方税理士会川崎各支部に登録した税理士
相談内容税に関する制度・知識や計算方法、申告内容や手続き
対象外申告書の作成・審査、課税状況の問い合わせ、法人の相談
予約相談日の2か月前の月の初日から、サンキューコールかわさき(044-200-3939)で電話予約
中原区役所4階で第4木曜日に開催
相談時間1枠およそ25分。対面か電話かを選べる

予約の時は、所得税・相続税・贈与税など、相談したい税目を伝えます。原則1日1枠までの予約で、都合が悪くなった時はキャンセルの電話を入れる決まりです。

このように、自治体の相談会は枠が少なく、時間も短めです。聞きたいことを先にまとめておくと、25分でもしっかり使えます。

市税の相談は別の窓口

『住民税のことも一緒に聞けるのかな』と思う方もいますよね。

川崎市の場合、住民税や固定資産税などの市税は、市税事務所や市税分室の窓口で市の職員が相談に乗っています。所得税や法人税、消費税などの国の税は税務署、事業税などの県の税は県税事務所の担当です。

聞きたい税金によって窓口が分かれているので、まずは「何税の話か」を決めておきましょう。

税務署の相談を使う時の注意点

税務署でも相談はできますが、面接での相談は電話による事前予約が必要です。

確定申告の時期は、税務署の確定申告会場で相談を受けています。国税庁の申告相談のためにお越しになる方へでは、会場での相談は事前予約をお願いしていて、原則として自分のスマホで申告書を作る方法を案内しています。

電話で聞きたい時は、国税相談専用ダイヤル(0570-00-5901)の電話相談センターが使えます。受付は平日の8時30分から17時00分までです。確定申告の相談の違いは確定申告の無料相談はどこでできるかで詳しく紹介しています。

無料の税務相談会を上手に使うコツ

ここが大事なところです。無料の相談会は、時間も回数も限られています。

例えばこんな場面を思い浮かべてみてください。

「開業したばかりで、何から聞けばいいか分からなくて」
「では、今とくに困っていることを一つ教えてください」

相談員の税理士も、短い時間で答えを出そうとしてくれます。だからこそ、聞きたいことを絞って行くのがコツなんです。

相談会に行く前のチェック
  • 相談したい税目(所得税、相続税、贈与税など)を決めた
  • 聞きたいことを2つか3つに絞ってメモした
  • 前年の申告書の控えや、収入と経費のざっくりした金額を用意した
  • 対象者の条件(住んでいる地域、個人か法人か)を確かめた
  • 予約の方法と、キャンセルの連絡先を控えた

無料相談で足りない時は

無料の相談会は、一般的な答えまでになりやすいです。申告書を作ってもらったり、帳簿を見て判断してもらったりはできません。

例えば、年商2,000万円で在庫や外注費がある個人事業や、法人化を考えている方、税務調査の連絡が来た方は、相談会だけでは決めきれないことも。そんな時は、継続して相談できる顧問税理士を探すと話が早いです。

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よくある質問

税理士の無料税務相談会はいつ開かれていますか?

税理士会の相談会は、税理士記念日の2月23日を中心に開かれることが多いです。市区町村の相談会は、例えば川崎市では各区役所で月に1回開いています。日程は各税理士会や自治体のページで確かめましょう。

法人でも無料の税務相談会を使えますか?

相談会によります。例えば川崎市の税理士税務相談は、法人等による相談には使えないと案内しています。法人の相談は、税理士会の案内や税理士事務所に確かめてみてください。

無料の税務相談で申告書を作ってもらえますか?

無料の相談会は相談の場なので、申告書の作成まではしないことが多いです。作成まで任せたい時は、税理士に依頼しましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 無料の税務相談は、税理士会・市区町村・税務署・電話相談センターで受けられる
  • 税理士に自分のケースを聞きたいなら、税理士会や市区町村の相談会が向いている
  • 市区町村の相談会は予約制で枠が少なく、対象者の条件もある
  • 申告書づくりや継続した相談は、税理士への依頼を考える
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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