動画編集者の税理士の選び方と独立後に顧問を付ける収入の目安

動画編集者の税理士の選び方と独立後に顧問を付ける収入の目安を解説する記事のアイキャッチ

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動画編集で独立すると、案件の締め切りに追われて、帳簿は年末にまとめて付けることになりがちですよね。『いつから税理士に頼めばいいの?』と迷う方も多いはずです。

結論から言うと、独立1年目は確定申告だけをスポットで頼み、取引先が増えて記帳が追いつかなくなった時や、インボイス登録で消費税の申告が始まる時が顧問を考える目安です。この記事では、収入の段階ごとの頼み方が分かります。

動画編集者は、いつ税理士に頼むといい?

先に結論

動画編集者が顧問税理士を付ける目安は、売上の金額そのものより、取引先の数や消費税の申告が始まるかで考えると分かりやすいです。独立直後は確定申告のスポット依頼、売上が伸びて記帳が負担になったら記帳代行込み、インボイス登録や法人化を考える段階で顧問契約を検討します。

『収入がいくらになったら頼むべき?』と、はっきりした線を知りたいですよね。

ただ、税理士に頼むかどうかに決まった金額はありません。同じ売上でも、取引先が2社の人と20社の人では、帳簿の手間がまるで違うんです。

例えば、こんな変化があったら一度考えてみてください。

  • 取引先が増えて、請求書と入金の照らし合わせに時間がかかる
  • 取引先からインボイスの登録番号を聞かれた
  • 撮影機材やパソコンを大きく買い替えた
  • 編集者を外注で頼むようになった

どれか1つでも当てはまったら、まずはスポットの相談から始めてみるのがおすすめです。実際に話してみると、自分に合う頼み方が見えてきますよ。

動画編集ならではの、申告で迷う所

動画編集者の申告で税理士に相談したい3つの論点を表した図解

パソコンや編集ソフトの経費

編集用のパソコンやモニター、カメラは金額が大きいですよね。高い物は買った年に全額を経費にせず、何年かに分けて経費にする減価償却が基本です。

編集ソフトや素材サイトのサブスクは、使った年の経費として記帳していきます。カードの明細を毎月見直して、仕事用の支払いに印を付けておくと楽になりますよ。

自宅で作業する時の家賃や電気代

自宅で編集している場合、家賃や電気代、ネット代のうち仕事で使った分を経費にできます。これを家事按分と呼びます。

『どれくらいの割合ならいいの?』という質問はとても多いです。作業部屋の広さや作業時間など、説明できる根拠で決めることが大事なので、割合は税理士と相談して決めてみてください。

報酬から源泉徴収されている時

取引先によっては、報酬から所得税が源泉徴収されて振り込まれることがあります。入金額だけを売上にしていると、売上が少なく記帳されてしまいます。

例えば、こんなやり取りです。

「振込額が請求額より少ないんですが、手数料ですか?」
「支払明細を見ると、所得税が差し引かれていますね。確定申告で精算できます」

差し引かれた所得税は確定申告で精算されるので、支払明細や支払調書は保管しておきましょう。

インボイスと消費税

取引先から登録番号を聞かれ、インボイス登録をすると、売上に関係なく消費税を納めることになります。

免税事業者から登録した人には、令和8年9月30日の属する課税期間まで、納付税額を売上税額の2割にできる2割特例があります。小規模な個人事業者には、令和9年・令和10年の課税期間に3割特例も設けられています。どれが合うかは税理士と試算してみてください。

収入の段階ごとの頼み方と費用の目安

状況別に、頼み方と税理士ドットコムが示す費用の目安を並べました。民間の目安なので、実際は見積もりで確かめてみてください。

状況の例頼み方費用の目安(税理士ドットコム)
独立1年目、青色、売上1,000万円未満確定申告だけスポット依頼7万円から
売上は同じくらい、記帳が追いつかない記帳代行込みで申告を依頼15万円から
取引先が多く、インボイス登録した毎月の顧問契約月20,000円から、申告料80,000円から
売上1,000万〜3,000万円未満、法人化を検討毎月の顧問で法人化の相談も月25,000円から、申告料100,000円から

所得税の確定申告は原則として翌年3月15日が期限で、令和8年分は令和9年3月15日です。年が明けると税理士も忙しくなるので、秋ごろまでに相談先を決めておくと安心です。

同じフリーランスの申告はライターの税理士の選び方、顧問を付ける時期は顧問を頼むべき時期の目安でも詳しく書いています。

取引先が増えて記帳が追いつかない、インボイス登録で消費税の申告が始まる、法人化を考えている。こんな状況なら、フリーランスの顧問先を持つ税理士を探すと編集作業に集中しやすくなります。

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よくある質問

売上がいくらになったら税理士に頼むべきですか?

決まった金額はありません。取引先の数や記帳にかかる時間、インボイス登録で消費税の申告が始まるかで判断するのがおすすめです。

編集用のパソコンは全額経費にできますか?

金額が大きい物は、何年かに分けて経費にする減価償却が基本です。私用でも使う場合は、仕事で使った割合だけを経費にします。判断は税理士に確認してみてください。

源泉徴収された所得税は戻ってきますか?

差し引かれた所得税は確定申告で精算され、納めすぎていれば還付されることがあります。支払明細を保管しておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 顧問を付ける目安は、売上の金額より取引先の数や消費税の申告の有無で考える
  • パソコンやカメラは減価償却、自宅の家賃や電気代は家事按分で経費にする
  • 源泉徴収された報酬は、差し引かれた所得税も含めて売上として記帳する
  • インボイス登録をしたら、2割特例や3割特例も含めて税理士と試算する
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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