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ネットで見つけた事務所に申告を頼もうと思ったけれど、相手が本当に税理士なのか少し不安。そんな方も多いはずです。
結論から言うと、税理士の資格は日本税理士会連合会(日税連)の「税理士情報検索サイト」で誰でも確認できます。この記事では、調べる手順と、検索で出てこない時の見方が分かります。
税理士の資格はどうやって確認できますか?
日税連の「税理士情報検索サイト」で、氏名や地域から検索すれば確認できます。税理士は日税連の税理士名簿への登録が義務づけられていて、登録が無い人は「税理士」を名乗れません。
『名刺に税理士と書いてあるなら大丈夫でしょ?』と思うかもしれません。
ただ、申告書の作成や税務相談は、税理士と税理士法人、国税局長に通知した弁護士などにしかできない仕事です。しかも、税理士でない人は無償でも行えないとされています(国税庁 No.9203)。
大事なお金の話を任せる相手なので、契約前に一度だけ調べておくと安心ですよね。
税理士と税理士法人は、事務所の所在地を管轄する税理士会に入り、日税連に登録されています。税理士の仕事の中身は日税連「税理士とは」でも説明されています。
日税連の名簿で調べる手順
『調べるのって難しそう…』と感じるかもしれません。でも、調べ方はシンプルです。
- 日税連の「税理士情報検索サイト」を開き、「税理士を探す」を選ぶ
- 「地域からさがす」か「詳細からさがす」のどちらかを選ぶ
- 氏名(読みのカナでも可)や事務所の所在地を入れて検索する
- 表示された氏名・登録年月日・事務所名・所在地が、名刺の情報と合うかを見る

サイトの情報は毎月上旬に更新されていて、確認した時点では令和8年8月31日時点の登録情報が載っていました。最近登録したばかりの人は、次の更新まで出てこないこともあります。
なお、このサイトは「税理士を推薦するものではない」と明記されています。資格があるかを確かめる道具として使い、相性や得意分野は面談で見てみてください。得意分野の見分け方は税理士の得意分野の見分け方にまとめています。
検索で出てこない・名前が違う時は?
『調べたのに出てこない…もしかして偽物?』と焦るかもしれません。
実は、出てこない理由はいくつかあります。慌てる前に、次の表で当てはまる物を見てみましょう。
| 出てこない・違って見える理由 | どうするか |
|---|---|
| 氏名に常用漢字以外の文字が使われている | 読みのカナで検索する |
| 所在地の「ヶ」「ケ」や番地の書き方が違う | 番地を省いて検索する |
| 市町村合併の前の地名で登録されている | 旧市町村名で検索する |
| 看板の事務所名と、名簿上の事務所名が違う | 氏名や所在地で検索する |
| 本人の申出などで情報が公開停止されている | 日税連の登録課に問い合わせる |
例えば看板が「○○会計」でも、名簿では「税理士の氏名+税理士事務所」の形で載っていることがあります。名前が違うだけで怪しいとは限りません。
もう1つ見ておきたいのが、業務停止中の表示です。懲戒処分などで業務停止中の税理士は、その旨と期間がサイトに書かれています。停止中は税理士業務を一切行えないので、表示が無いか確かめておきましょう。
面談の場で聞くのも1つの方法です。
「念のため、日税連の名簿でお名前を確認してもいいですか?」
「どうぞ。事務所の所在地もお伝えしますね」
こう気持ちよく答えてくれる相手なら、話も進めやすいはずです。
資格のほかに確かめておきたいこと
資格があると分かったら、次は頼み方の話です。契約前に、次の点も聞いておきましょう。
- 税務署とのやり取りを代わりにしてもらう時は、「税務代理権限証書」を出してもらえるか
- 顧問料や決算料など、何にいくらかかるか
- 紹介が無くても依頼を受けているか
税理士が代理で税務署とやり取りする時は、その権限を示す「税務代理権限証書」を税務署に出すことになっています(国税庁 H2-1)。税務調査の立会いもこの代理に含まれます。
また、税理士によっては紹介の無い依頼を断ることもあります。検索サイトでは紹介が要るかどうかも条件にして探せるので、使ってみてください。費用の目安は税理士の顧問料相場にまとめています。
資格を確かめたうえで、相談しやすい税理士を落ち着いて選びたい。そんな方は、条件を伝えて候補を出してもらう方法もあります。
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よくある質問
税理士情報検索サイトは誰でも使えますか?
使えます。税理士を探したい人が自分で依頼先を選べるように作られた検索サイトです。掲載情報の複製や商業利用は禁止されています。
名簿に出てこない人に申告を頼んでも大丈夫ですか?
まずは理由を確かめてみてください。読み方や所在地の書き方で出てこないこともあります。それでも分からなければ、日税連の登録課に問い合わせられます。
紹介サービスの税理士も、名簿で確認した方がいいですか?
気になるなら確認しておくと安心です。紹介サービスは日税連とは関係の無い民間のサービスなので、自分でも名簿を見ておくと納得して選べます。
まとめ
- 税理士の資格は、日税連の税理士情報検索サイトで誰でも確認できる
- 出てこない時は、カナ検索や番地を省いた検索を試す
- 業務停止中の表示が無いかも、あわせて見ておく




