フリーランスが確定申告を丸投げするには?依頼先と費用の目安

フリーランスが確定申告を税理士に丸投げする時の依頼先と費用の目安を解説する記事のアイキャッチ

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本業が忙しくて、確定申告のことを考えるだけで手が止まる。フリーランスなら一度はそんな気持ちになりますよね。

結論から言うと、確定申告は税理士に頼めば、記帳から申告書の提出まで丸投げできます。この記事では、どこに頼めばいいかと費用の目安、丸投げの前に用意しておくものが分かります。

フリーランスの確定申告は丸投げできる?

先に結論

確定申告は、税理士に頼めば記帳から申告まで丸ごと任せられます。申告書の作成や税金の相談は税理士の独占業務なので、丸投げ先は税理士事務所か税理士法人を選びましょう。

『詳しい友人に頼めば、タダでやってもらえるかも』と考える方もいるはずです。

実は、税理士でない人は、無償であっても他人の申告書を作ったり、税金の相談に答えたりできません。国税庁の税理士制度についてでも、このことが説明されています。

一方で、帳簿の入力だけなら記帳代行会社にも頼めます。頼み先によって、任せられる範囲はこう変わります。

依頼先任せられる範囲自分に残る作業
税理士(記帳込み)記帳、申告書の作成、提出、税金の相談領収書や明細を渡すこと
税理士(申告のみ)申告書の作成、提出、税金の相談日々の記帳
記帳代行会社記帳申告書の作成と提出

「丸投げ」と言える形は、表の1行目、税理士に記帳込みで頼むパターンです。

丸投げの費用はどれくらい?

まず、税理士報酬に公的な基準はありません。税理士会の報酬規定は2002年3月31日に廃止され、いまは税理士ごとに金額を決めています。

そのうえで、税理士ドットコムが公表している個人事業主の確定申告の目安は次のとおりです。

申告の種類・売上確定申告のみ記帳代行込み
白色申告5万円〜10万円〜
青色申告(売上1,000万円未満)7万円〜15万円〜
青色申告(売上3,000万円未満)10万円〜20万円〜
青色申告(売上5,000万円未満)15万円〜25万円〜

例えば、売上600万円で青色申告をしているデザイナーが丸投げするなら、記帳代行込みで15万円〜が目安です。記帳は自分でして申告だけ頼むなら、7万円〜まで下がります。

『15万円は高いかも…』と感じたら、記帳だけは会計ソフトで自分で続けるのも一つの手です。どこまで自分でやるかで、費用はかなり変わってきます。

例えば、日々の入力は自分で続けて、年に1回の申告書づくりと控除の確認だけを税理士に任せる形です。これでも、申告の不安はかなり軽くなりますよ。

継続して毎月相談したい場合は顧問契約という形もあります。売上1,000万円未満の個人なら、同じ目安で毎月訪問の顧問料20,000円〜、確定申告料80,000円〜です。

青色申告をまるごと頼む場合の流れは、青色申告を丸投げしたい個人の方へでくわしく解説しています。

フリーランスが確定申告を税理士に丸投げするまでの流れを示した図解

丸投げする前に用意するものと流れ

令和8年分の所得税の確定申告は、納期限が令和9年3月15日です。消費税の申告がある個人事業者は、令和9年3月31日が納期限になります。

期限の直前は税理士も混み合うので、年明けすぐに相談しておくと安心です!秋のうちに声をかけておけば、さらに余裕を持って進められます。

丸投げまでの流れ
  1. 税理士に問い合わせて、売上の規模と申告の種類を伝える
  2. 見積もりを見て、記帳込みか申告のみかを決める
  3. 領収書、請求書、通帳やカードの明細をまとめて渡す
  4. 控除の証明書(保険料や年金など)とマイナンバーの書類を渡す
  5. できた申告書の内容を確認して、提出してもらう

例えば、最初の問い合わせはこんな感じで大丈夫です。

「Web制作のフリーランスで、売上は600万円くらいです。領収書は袋にまとめてあるだけなんですが、それでも頼めますか?」
「大丈夫ですよ。まずは1年分の通帳とカードの明細を見せてください。」

領収書が整理できていなくても、受けてくれる事務所はあります。

『こんな状態で渡したら怒られそう…』と心配になりますよね。実は、整理されていない状態から引き受けるのも記帳代行の仕事のうちなんです。渡し方は領収書を税理士に丸投げできる?も参考にしてみてください。

売上が伸びて申告が年々重くなっている、インボイスの登録で消費税の申告も始まった。そんな方は、毎年の確定申告を任せられる顧問税理士を探しておくと楽になります!

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記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。

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よくある質問

確定申告の期限ぎりぎりでも丸投げできますか?

受けてくれる事務所はありますが、直前は混み合います。期限を過ぎると無申告加算税がかかることもあるので、早めに相談しておきましょう。

1年分の領収書が溜まっていても大丈夫ですか?

大丈夫です。ただ、量が多いほど費用は上がりやすくなります。溜まった帳簿の頼み方は1年分溜まった帳簿の記帳代行で解説しています。

毎年スポットで頼むのと顧問契約、どちらがいいですか?

年に1回の申告だけならスポット、年の途中でも税金の相談をしたいなら顧問契約が向いています。費用は見積もりで比べてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 確定申告は、税理士に頼めば記帳から提出まで丸投げできる
  • 税理士でない人は、無償でも申告書の作成や税金の相談ができない
  • 税理士ドットコムが示す目安は、青色(売上1,000万円未満)で記帳込み15万円〜
  • 令和8年分の所得税の納期限は令和9年3月15日なので、年明けすぐに相談を
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顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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