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税理士事務所の担当の方と、どうも話がかみ合わない。返事が遅い、説明が分かりにくい。でも事務所ごと変えるほどではない。そんなモヤモヤを抱えている方も多いはずです。
結論から言うと、担当者の変更は事務所にお願いしてかまいません。この記事では、誰にどう伝えればいいかと、担当を変えても続く時の考え方をお伝えします。
税理士の担当者は変えてもらえる?
担当者の変更は、事務所の所長や代表の税理士に相談すればお願いできます。伝える時は、担当の方への不満をぶつけるより「こうしてほしい」という希望を具体的に話すのがコツです。決算や確定申告の直前は避け、引き継ぎの内容を確認してから切り替えてもらいましょう。
『担当を変えてと言ったら、気まずくならない?』と思いますよね。
実は、税理士事務所では所長の税理士とは別に、職員の方が担当として付く形がよくあります。担当の割り振りは事務所が決めていることなので、相談すること自体はおかしなことではないんです。
ただ、言い方しだいで受け取られ方は変わります。まずは、担当の変更で解決しそうな悩みかどうかを見ておきましょう。
| 悩みの中身 | 担当の変更で変わりそうか | 考えたいこと |
|---|---|---|
| 返事が遅い・連絡がつきにくい | 変わることが多い | 連絡の手段や返事の目安も一緒に相談する |
| 説明が専門用語ばかりで分からない | 変わることが多い | 説明してほしい形(図・資料など)を伝える |
| 入力や書類のミスが続く | 変わることが多い | ミスの内容を事務所と共有しておく |
| 節税や経営の相談に乗ってもらえない | 変わらないこともある | 事務所として対応しているか確認する |
| 顧問料と内容が見合わない | 変わらないことが多い | 契約の範囲そのものを見直す |

表の下の2つは、担当者というより事務所の方針や契約の話なこともあります。その場合は税理士変更の進め方もあわせて読んでみてください。
角を立てずに担当変更を伝えるには?
『本人に直接言うのは、さすがに気が引ける…』という方もいますよね。
担当の方に直接ではなく、所長や代表の税理士に伝える形で大丈夫です。電話や面談で話し、あとでメールでも残しておくと行き違いが防げます。
例えば、こんな言い方です。
「いつもお世話になっています。最近、試算表の確認に時間がかかっていて、決算前にもう少し早めに相談できる体制にしたいと考えています。担当の方を変えていただくことはできますか?」
ポイントは、人の好き嫌いではなく「何に困っていて、どうしたいか」を話すことです。
もし担当の方に不満を伝えたうえで様子を見たいなら、こんな聞き方もあります。
「メールの返信が届くまでの目安を決めていただけると助かります。難しければ所長にも相談させてください」
いきなり担当変更を切り出すより、まず希望を伝えてみるのも一つの手です。
『わがままな客だと思われないかな』と心配になる方もいますよね。ただ、困っていることを黙ったまま我慢を続けるほうが、申告の時期にトラブルになりやすいんです。早めに伝えたほうが、事務所にとっても対応しやすくなります。
頼むタイミングで気をつけたいこと
ここが大事なところです。担当が変わると、新しい担当の方が会社の状況をつかむまでに時間がかかります。
個人事業主の確定申告は原則3月15日まで、法人税の申告は事業年度が終わった翌日から2か月以内が期限です。この直前に担当が入れ替わると、確認が追いつかないことも。
できれば決算や申告が終わった後、次の期が始まって落ち着いた時期にお願いしておきましょう。
担当が変わる時に確認しておきたいこと
担当変更をお願いできたら、引き継ぎで抜けがないかを確認しておきます。
- 新しい担当の方の名前と連絡先、連絡の手段
- 今やりとりしている途中の件(届出・税務署からの問い合わせなど)
- 資料を送る締め切りと送り先が変わるかどうか
- 顧問料や契約の内容が変わらないか
- 最初に一度、面談か電話で顔合わせができるか
税理士には、業務で知った秘密を守る義務があります(税理士法第38条)。担当の変更で、ほかの人に会社の情報が漏れるのではと心配になったら、事務所に情報の扱い方を聞いてみてください。
担当を変えてもらっても同じ悩みが続く場合は、事務所ごと見直す時期かもしれません。伝え方は税理士を変える時の伝え方、連絡が取れない時の動き方は税理士と連絡が取れない時の対処法で解説しています。
担当を変えても対応が変わらない、そもそも相談できる体制が無い。こんな状況なら、話しやすい顧問税理士を探しておくと、毎月のやりとりがぐっと楽になります。
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よくある質問
担当者を変えてもらうと、顧問料は上がりますか?
担当の変更だけで顧問料が変わるかは事務所によります。気になる時は、お願いする時に「契約の内容や顧問料は今のままですか?」と一緒に確認しておきましょう。
所長の税理士に直接担当してもらうことはできますか?
事務所の体制しだいです。所長が直接見る代わりに顧問料が変わる場合もあるので、希望として伝えて、条件を聞いてみてください。
担当変更をお願いしたのに断られたら、どうすればいいですか?
困っている点を具体的に伝え直し、それでも変わらない時は事務所ごと変えることも考えてみてください。乗り換える時は、次の税理士を決めてから今の事務所に伝えると安心です。
まとめ
- 担当者の変更は、所長や代表の税理士に相談すればお願いできる
- 不満より「どうしてほしいか」を具体的に伝えると角が立ちにくい
- 決算や申告の直前を避け、落ち着いた時期に切り替える
- 引き継ぎでは、途中の件と連絡先・締め切りの変更を確認する
- 担当を変えても続く時は、事務所ごと見直すのも選択肢




