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毎年2月になると、領収書の山を前に気が重くなる。『お金を払ってまで税理士に頼む意味ってあるのかな』と迷っている方も多いですよね。
結論から言うと、税理士に頼むメリットは「時間が空く」「間違いに気づいてもらえる」「税務調査の時に一緒に対応してもらえる」の3つです。この記事を読めば、自分は頼んだ方がいいのか、自分でやっても大丈夫なのかが判断できます。
確定申告を税理士に頼むメリットは?
確定申告を税理士に頼むと、申告書づくりの時間が減り、経費や控除の判断を専門家に確かめてもらえます。税務調査の連絡が来た時も、税理士が代理として立ち会えます。反対に、収入が給与と少しの副収入だけで、帳簿づけに慣れている人は、自分でやっても困らないことが多いです。
メリット1:申告の作業から手が離れる
確定申告は、帳簿の集計から決算書づくり、申告書の作成まで手間がかかります。その時間を本業に回せるのが、いちばん分かりやすいメリットです。
メリット2:判断に迷う所を確かめてもらえる
『この支払い、経費にしていいのかな』と迷う場面、ありますよね。
申告書の作成や、計算についての具体的な相談に答えるのは、税理士の独占業務です。国税庁の税理士制度についての解説でも、税務代理・税務書類の作成・税務相談は、税理士などにしかできないとされています。
申告を間違えると、後で加算税がかかることがあります。例えば、税務調査を受けた後に修正すると過少申告加算税は10%です。調査の事前通知の前に自分で直せば、かかりません。
メリット3:税務調査の時に代理で対応してもらえる
税務調査の立会いは、税理士の税務代理の仕事に含まれます。事前に同意しておけば、調査の事前通知を税理士に送ってもらうこともできるんです。
自分でやる場合と比べるとどう違う?
ここが大事なところです。違いを表で見ておきましょう。
| 比べる所 | 自分でやる | 税理士に頼む |
|---|---|---|
| かかるお金 | ソフト代など | 報酬(事務所ごとに自由に決まる) |
| かかる時間 | 集計から提出まで全部自分 | 資料を渡す手間が中心 |
| 経費や控除の判断 | 自分で調べる | 税理士に確認できる |
| 税務調査の連絡 | 自分で対応する | 税理士が代理で立ち会える |

費用の目安として、税理士ドットコムが示す個人事業主の確定申告(スポット)は、白色が5万円〜、青色(売上1,000万円未満)が7万円〜です。記帳代行込みなら青色で15万円〜とされています。民間の目安なので、実際の金額は見積もりで確かめてください。
頼んだ方がいい人、自分でも大丈夫な人
ただ、全員が税理士に頼むべき、というわけではありません。
- 売上が増えて、帳簿づけが追いつかない
- 消費税の申告も必要になった
- 不動産収入や株の売却など、所得の種類が増えた
- 去年の申告に間違いがあった気がする
反対に、取引が少なく、会計ソフトで毎月入力できている人は、自分でやっても困らないことが多いです。その場合は、作った申告書を税理士にチェックだけ見てもらう方法もあります。
自分でやるなら期限と納付だけは守る
自分で申告する場合に気をつけたいのは、期限を過ぎてしまうことです。
期限を過ぎてから自分で申告すると、調査の事前通知の前なら無申告加算税は5%です。税務調査を受けた後になると、納める税額に応じて15%から30%に上がります。
さらに、納付が遅れた分には延滞税もかかります。令和8年は、納期限の翌日から2か月以内が年2.8%、2か月を超えると年9.1%です。
実は、期限から1か月以内に自分から申告し、税額を期限までに納めているなど一定の要件を満たせば、無申告加算税がかからない仕組みもあります。ただ、毎年ぎりぎりになる人ほど、税理士に頼んでスケジュールごと任せた方が気持ちは楽ですよ。
例えば、問い合わせではこんなやり取りになります。
「今年から売上が増えて、帳簿が全然追いつかないんです」
「今の入力状況を見て、記帳から頼むか申告だけにするか決めましょう」
『頼むと毎月お金がかかるのでは?』と心配な方もいますよね。年1回だけのスポット依頼もあります。毎月の顧問との違いは確定申告の顧問料で比べられます。
本業が忙しくて申告に時間を割けない、税務調査が来た時に一人で対応するのが不安。そんな状況なら、顧問税理士を探しておくと楽になります。
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記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。
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よくある質問
税理士に頼むと税金は安くなりますか?
税金を減らすことが目的ではありませんが、使える控除や経費の入れ忘れに気づいてもらえることはあります。納めすぎていた場合の更正の請求は、原則として法定申告期限から5年以内です。
申告期限ぎりぎりでも頼めますか?
受けてもらえるかは事務所によります。令和8年分の所得税の確定申告は令和9年3月15日が期限なので、年明け早めに声をかけておきましょう。
会計士や司法書士にも頼めますか?
申告書の作成は税理士の独占業務です。依頼先の違いは会計士に頼む場合の解説で確かめてみてください。
まとめ
- 税理士に頼むと、時間の節約・判断の確認・税務調査の代理の3つが得られる
- 費用は自由に決まるので、民間の目安を参考に見積もりで確かめる
- 取引が少なく入力に慣れている人は、自分でやるかチェックだけでもよい




