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ライブ配信の収入が増えてくると、『投げ銭って申告しないといけないの?』『税理士に頼むといくらかかる?』と気になりますよね。
結論から言うと、配信の収入も所得税の対象で、確定申告が必要になる人は多いです。この記事では、ライバーが確定申告を税理士に頼む時の費用の目安と、インフルエンサーに合う顧問税理士の選び方が分かります。
ライバーの確定申告は税理士に頼むべき?
収入が配信アプリ1つからで経費も少ないなら、自分で申告するか、確定申告だけのスポット依頼で足ります。収入源が複数ある、企業案件が増えた、事務所からインボイスの登録を求められた。そんな時は、税理士に頼むと申告の手間とミスを減らせます。
ライバーの収入は、思っているより種類が多いんです。配信アプリからの分配、事務所を通した報酬、企業からのPR案件、SNSの広告収入などですよね。
入金元がバラバラだと、1年分を集めるだけで大変です。しかも支払明細の書き方もそれぞれ違います。
会社員の方が副業で配信している場合は、まず確定申告が必要かを確認しましょう。国税庁のタックスアンサー「給与所得者で確定申告が必要な人」では、給与を1か所から受けていて全部が源泉徴収の対象になる人は、給与以外の所得の合計が20万円を超えると確定申告が必要とされています。
『投げ銭はもらい物だから税金はかからないのでは』という方もいます。ただ、配信を続けて受け取る分配は、仕事の収入として申告するのが基本です。個別の扱いは税理士に確認してみてください。
ライバー・インフルエンサーの税務の論点
配信者やインフルエンサーが税理士に相談することが多い論点を表にしました。
| 論点 | ライバーで起きること | 税理士に相談したい点 |
|---|---|---|
| 所得の区分 | 副業か本業かで扱いが変わる | 事業所得か雑所得か |
| 複数の収入源 | アプリ・事務所・企業案件から入金がある | 支払明細の集め方と売上の計上 |
| 源泉徴収 | 入金額が報酬より少ないことがある | 源泉徴収された分を申告で精算できるか |
| 機材・衣装 | カメラ、照明、マイク、衣装を買う | どこまで経費にできるか |
| 自宅で配信 | 部屋や通信費を配信にも使う | 家賃や通信費の按分 |
| インボイス | 事務所や企業から登録番号を聞かれる | 登録するか、2割特例や3割特例の使い方 |
所得の区分は、国税庁のタックスアンサー「雑所得」で、副業のうち営利を目的とした継続的なものは業務に係る雑所得とされています。本業として続けている人は事業所得になることも。どちらになるかで申告の仕方が変わるので、税理士に相談してみてください。
経費については、国税庁のタックスアンサー「必要経費の知識」で、家事と仕事の両方に使う費用は、仕事に直接必要だったことが明らかに区分できる部分に限られるとされています。
例えばこんな相談がよく出ます。
「配信で着た服は経費になりますか」
「配信専用で使っているなら認められる余地がありますが、普段も着ている服だと難しくなります。用途をメモしておきましょう」

確定申告を税理士に頼む費用の目安
『税理士に頼むと高そう』と思いますよね。税理士の報酬に公的な基準はなく、2002年に報酬規定が廃止されてからは、依頼内容に応じて税理士が決めています。
目安として、税理士ドットコムが示す個人事業主の確定申告(スポット)の料金は次のとおりです。
| 依頼内容 | 確定申告のみ | 記帳代行込み |
|---|---|---|
| 白色申告 | 5万円〜 | 10万円〜 |
| 青色(売上1,000万円未満) | 7万円〜 | 15万円〜 |
| 青色(売上3,000万円未満) | 10万円〜 | 20万円〜 |
毎年の顧問契約にする場合、同じ目安では売上1,000万円未満で毎月20,000円〜、確定申告料80,000円〜とされています。3か月に一度の面談なら15,000円〜です。
どれも民間の目安なので、実際の金額は見積もりで確かめてみてください。副業の申告を毎年頼む時の考え方は副業の確定申告を税理士に頼む費用でも解説しています。
- 配信アプリ・事務所・企業案件の支払明細を1年分そろえる
- 機材や衣装、通信費の領収書を集めて用途をメモする
- 確定申告だけ頼むか、記帳から頼むかを決める
- 2〜3人の税理士に見積もりを取って比べる
申告しないとどうなる?
『少額だし、申告しなくてもバレないかも』と思う方もいるかもしれません。ただ、事務所や企業から報酬を受け取っていると、支払った側の記録が残っていることもあるんです。
国税庁のタックスアンサー「確定申告を忘れたとき」によると、調査の事前通知の前に自分から期限後申告すれば、無申告加算税は5%です。調査を受けた後だと、50万円までの部分で15%などと重くなります。
さらに、納める税金には延滞税もかかります。申告していない年があると気づいたら、早めに税理士に相談するのがおすすめです。
過去の分をまとめて申告する時は、当時の支払明細を集め直すところから始まります。アプリや事務所の管理画面で明細を確認できる期間が限られていることもあるので、思い立った時に保存しておきましょう。
インフルエンサーに合う顧問税理士の選び方
ライバーやインフルエンサーの顧問を選ぶ時は、配信やSNSの仕事の仕組みを分かってもらえるかが大事です。
- 配信者やインフルエンサー、クリエイターの顧問先があるか
- 複数のアプリや事務所の支払明細を扱ったことがあるか
- 機材や衣装の経費について、具体的に説明してくれるか
- チャットやオンラインでやり取りできるか
- 収入が増えた時に法人化の相談ができるか
ものづくりや制作の仕事もしている人は、クリエイターに強い税理士の選び方も参考になります。顧問料の決まり方は税理士の顧問料相場にまとめています。
収入源が増えて明細の整理が追いつかない、事務所からインボイスの登録を求められた、申告していない年がある。そんな状況なら、配信の仕事に慣れた顧問税理士を探しておくと安心です。
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記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。
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よくある質問
会社員でライブ配信の投げ銭がある場合も確定申告は必要ですか?
給与を1か所から受けていて全部が源泉徴収の対象の人は、給与以外の所得の合計が20万円を超えると確定申告が必要です。収入から経費を引いた所得で判断します。住民税の申告は別に必要になる場合があるので、お住まいの市区町村にも確認してみてください。
配信用の機材や衣装は経費になりますか?
配信のために使っている物は経費になる余地があります。私用と兼ねている物は、仕事に使った部分を区分できることが条件です。個別の判断は税理士に確認してみてください。
事務所にインボイスの登録を求められました。登録すべきですか?
登録すると消費税の課税事業者になります。売上の規模や取引先の状況で判断が変わり、2割特例や3割特例を使える期間もあるので、登録前に税理士へ相談するのがおすすめです。
まとめ
- 配信の収入も所得税の対象で、会社員は給与以外の所得が20万円を超えると申告が必要
- 収入源の集計、機材や衣装の経費、インボイスがライバーの主な論点
- 確定申告のスポット依頼は税理士ドットコムの目安で白色5万円〜、青色7万円〜
- 配信やSNSの仕事に慣れていて、オンラインでやり取りできる税理士を選ぶ






