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乗務を終えて営業日報を書き、さらに帳簿もつける。それを1年分ためて確定申告となると、気が重いですよね。
結論から言うと、個人タクシーは売上の元になる営業日報がしっかりしていれば、税理士に確定申告だけを任せる形でも十分回ります。
この記事では、個人タクシーの申告で税理士に頼む範囲と、費用の目安が分かります。
個人タクシーに税理士は要る?頼む・頼まないの分かれ目
営業日報と経費の領収書を自分でまとめられるなら、確定申告だけのスポット依頼で足りることが多いです。車両の買い替えが近い、記帳まで手が回らない、という方は記帳代行込みや顧問契約を考えてみてください。
個人タクシーは、取引の種類が比較的はっきりしている仕事です。
売上は運賃、経費は燃料・車両・保険・修理・各種手数料といった具合で、毎年の流れも似ています。
ただ、乗務の合間に帳簿をつける時間を取るのは、なかなか大変なんです。
| 状況の例 | 頼み方の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 日報と領収書を毎月自分で整理できる | 自分で申告か、確定申告だけ依頼 | 会計ソフトに入力できるなら費用を抑えやすい |
| 日報はあるが帳簿づけが追いつかない | 記帳代行込みでスポット依頼 | 日報と領収書を渡して申告まで任せる |
| 車両の買い替えや事業の見直しを考えている | 顧問契約 | 買い替えの時期や支払い方法も相談できる |
例えば、日報は毎日きちんと書いているけれど、年に一度まとめて会計ソフトに入れるのがつらい、というケース。この場合は記帳代行込みで頼むと、申告期限前の負担がかなり減ります。
営業日報から申告するまでに押さえたいこと
『日報があれば、それで申告できるんじゃないの?』と思う方もいるはずです。
実は、日報は売上の記録として大事な資料ですが、それだけでは帳簿になりません。入金のされ方ごとに整理し直す必要があるんです。

売上は支払い方法ごとに分けておく
最近は現金だけでなく、クレジットカード、交通系電子マネー、配車アプリ、チケットなど、支払い方法がいくつもありますよね。
現金はその日の売上、キャッシュレスは後日まとめて入金、と入ってくるタイミングが違います。
日報の売上と、口座への入金額が合っているかを月ごとに確認しておきましょう。決済や配車アプリの手数料は、差し引かれた分を経費として分けて記録します。
車両・燃料・修理の経費
個人タクシーで金額が大きいのは、車両に関わる支出です。
車両の購入代金は、買った年に全額を経費にするのではなく、何年かに分けて経費にしていく考え方になります。買い替えの年は、ここで税額が大きく変わることも。
燃料費や修理代、保険料は日々の経費です。家族の車と兼用していないかなど、私用との線引きは税理士に確認しておきましょう。
「車検の費用は全部経費にしていいんですか?」
「仕事専用の車両なら考え方ははっきりしています。私用で使う日があるなら割合を相談しましょう」
法人のお客さんから領収書を求められたら
法人のお客さんから、インボイス登録番号の入った領収書を求められる場面もありますよね。
免税事業者から登録した場合は、令和5年10月1日から令和8年9月30日の日の属する課税期間に「2割特例」が使えます(出典: 国税庁 No.6498)。登録するかどうかは、法人客の割合も見て判断したいところです。
個人タクシーが確定申告を任せる費用の目安と選び方
費用は、税理士ドットコムが示す目安では、個人事業主の確定申告のみで青色(売上1,000万円未満)7万円〜、記帳代行込みで15万円〜とされています。
毎月見てもらう顧問契約なら、売上1,000万円未満で月20,000円〜、3か月に一度なら15,000円〜という目安も公表されています。
公的な報酬基準は無いので、事務所によって金額も対応範囲も違います。詳しくは税理士の顧問料相場も見てみてください。
- 営業日報をそのまま渡せば記帳してもらえるか
- 車両の買い替えの相談に乗ってもらえるか
- 申告期限の何か月前までに資料を渡せばよいか
- 乗務の都合に合わせて郵送やオンラインでやり取りできるか
所得税の確定申告は、原則として翌年3月15日が期限です。令和8年分は令和9年3月15日が納期限になっています。
同じく車を扱う業種の会計は、中古車販売の税理士の選び方でも触れています。
日報はあるのに帳簿が毎年ギリギリになる、車両の買い替えを控えている、そんな方は顧問税理士を探すと気持ちが楽になります。
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記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。
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よくある質問
個人タクシーの営業日報は、税理士に渡せば帳簿にしてもらえますか?
記帳代行を引き受けている事務所なら、日報と領収書をもとに帳簿を作ってもらえます。対応範囲は事務所ごとに違うので、見積もりの時に確認しておきましょう。
車両を買い替えた年は税金が変わりますか?
車両の代金は何年かに分けて経費にするので、買い替えの年は計算が変わります。具体的な金額や時期の判断は税理士に確認してみてください。
確定申告だけ頼むのと顧問契約、どちらが向いていますか?
日報と経費を自分で整理できるなら、確定申告だけのスポット依頼で足りることが多いです。毎月相談したいことがあるなら顧問契約が向いています。
まとめ
- 個人タクシーは営業日報が整っていれば、確定申告だけの依頼でも回る
- 売上は現金・カード・アプリなど支払い方法ごとに分け、手数料は経費に
- 車両の買い替えの年は計算が変わるので、事前に税理士へ相談する
- 費用は事務所ごとに違うので、記帳代行込みかどうかで見積もりを比べる




