クラウド会計の自動仕訳の間違いを税理士に直してもらう方法

クラウド会計の自動仕訳の間違いを税理士に直してもらう方法を解説する記事のアイキャッチ

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クラウド会計の自動仕訳に任せていたら、科目がおかしな仕訳がたくさん見つかった。どこから直せばいいのか分からず、手が止まっている方も多いですよね。

結論から言うと、間違いに印をつけて税理士に共有し、直した後に自動登録のルールまで見直してもらうのが近道です。この記事では、よくある間違いの例と、税理士への頼み方が分かります。

自動仕訳の間違いは税理士に直してもらえる?

先に結論

直してもらえます。顧問税理士なら毎月のチェックの中で、顧問契約がなければスポットの記帳代行や決算の依頼の中で直してもらう形が一般的です。仕訳を直すだけでなく、同じ間違いが続かないよう自動登録のルールも一緒に見直してもらいましょう。

『自動なんだから、間違えないはずでは?』と思いますよね。

実は、自動仕訳は明細の文字や過去の登録をもとに科目を推測しているだけなんです。取引の中身までは分からないので、ずれた科目が付くことは珍しくありません。

一度間違ったルールが登録されると、毎月同じ間違いがくり返されることも。気づいた時に、まとめて直しておくのが大事です。

よくある間違いはどんなもの?

自動仕訳で起きやすい間違いの例です。自分の帳簿に似たものがないか、見てみてください。

よくある間違い起きやすい理由直す時の考え方
私用の買い物が経費になっている事業と私用で同じカードを使っている個人事業主なら事業主貸などで処理するか税理士に確認
借入金の返済が全額経費になっている引き落としの明細だけでは元本と利息が分からない元本と利息を分けて登録し直す
売上の入金が手数料を引いた額になっている振込手数料や決済手数料が差し引かれている売上と手数料を分けて登録する
カード払いが二重に計上されている利用時と引き落とし時の両方で経費にしているどちらで計上するかを決めて片方を直す
高い備品が消耗品費になっている金額にかかわらず同じ科目のルールが当たった資産にするかどうか税理士に確認
クラウド会計の自動仕訳の間違いを税理士に直してもらう流れを3段階で表した図解

『どれが間違いなのか、自分では判断できない…』という方もいるはずです。

それで大丈夫です。迷った取引に印をつけておけば、判断は税理士に任せられます。個別の取引を経費にできるかどうかも、税理士に確認してみてください。

間違いに早く気づくコツ

月に1回、口座やカードの残高が通帳や明細と合っているかを見てみてください。二重計上や取り込み漏れがあると、ここで数字がずれます。

あわせて、経費の科目ごとの合計を前の月と比べるのもおすすめです。急に増えた科目があれば、自動仕訳のルールがずれているサインかもしれません。

税理士に直してもらう流れ

ここが大事なところです。何も伝えずに「全部見てください」と頼むより、気になる所を先に伝えたほうが早く、費用も抑えやすくなります。

直してもらう流れ
  1. 気になる仕訳に、メモやタグなどで印をつける
  2. 税理士を会計ソフトに招待するか、データを書き出して渡す
  3. 「この科目で合っているか」を一覧で伝える
  4. 税理士に仕訳を直してもらい、直した箇所を聞いておく
  5. 同じ間違いが続かないよう、自動登録のルールも直してもらう

伝える時は、こんな言い方が分かりやすいです。

「自動仕訳の科目が合っているか不安な取引に、印をつけておきました。直し方と、ルールの直し方も教えてもらえますか?」
「分かりました。直した所はコメントを残しておきますね」

税理士が会計ソフトを一緒に見られるようにしておくと、やり取りがかなり楽になります。freeeを使っている方は、freeeに税理士を招待する方法を見てみてください。

申告した後に間違いに気づいたら?

申告が終わった後に、税金が少なくなる方向の間違いに気づくこともあります。

この場合は修正申告を考えます。税務調査の事前通知の前に自分から修正申告をすれば、過少申告加算税はかかりません。ただ、延滞税はかかることがあります。

反対に、税金を納めすぎていた時は更正の請求ができ、原則として法定申告期限から5年以内です。どちらの場合も、税理士に相談してから進めると安心です。

費用の目安は?

税理士の報酬は自由化されていて、公的な基準はありません。税理士ドットコムが示す目安では、記帳代行は1仕訳50〜100円とされています。

直す件数が多いほど費用もかさむので、間違いが続く前に早めに相談しておくのがおすすめです。顧問料全体の目安は税理士の顧問料相場でまとめています。

自動仕訳の確認が毎月の負担になっている方や、決算前にまとめて直す時間が取れない方は、クラウド会計に慣れた顧問税理士に毎月見てもらうと楽になりますよ。

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よくある質問

自動仕訳のルールは、自分で直してもいいですか?

直せます。ただ、どの科目が正しいか迷う時は、ルールを直す前に税理士に聞いておくと、間違いを広げずに済みます。

過去の年分の仕訳の間違いも直してもらえますか?

申告が終わった年分は、帳簿を直すだけでなく修正申告や更正の請求が関わることがあります。まずは税理士に相談してみてください。

税理士がクラウド会計を使っていない場合はどうなりますか?

データを書き出して渡す形になることが多いです。進め方は、顧問税理士がクラウド会計に対応していない時の記事で紹介しています。

まとめ

この記事の要点
  • 自動仕訳は科目を推測しているだけなので、ずれることがある
  • 気になる仕訳に印をつけて、税理士にまとめて伝える
  • 仕訳だけでなく、自動登録のルールも一緒に直してもらう
  • 申告後に気づいた時は、修正申告や更正の請求を税理士に相談する
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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