墨田区の税理士に町工場とスカイツリー周辺の観光店が相談したいこと

墨田区の町工場と観光客向けのお店向けに税理士の選び方を解説する記事のアイキャッチ

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墨田区で町工場を続けている方も、スカイツリーの近くでお店を開いた方も、「そろそろ税理士に相談したい」と思うきっかけはそれぞれですよね。

結論から言うと、墨田区の税理士選びは、工場なら「設備と事業承継」、観光客向けのお店なら「日々の売上と繁忙期の資金」に強いかで見ると失敗しにくいです。

この記事では、墨田区の2つの税務署の分かれ方から、無料相談の窓口、税理士に頼む費用の目安までお伝えします。

墨田区で税理士を探す前に知っておきたいこと

先に結論

墨田区は、南側の本所地区が本所税務署、北側の向島地区が向島税務署の担当です。町工場なら設備投資・融資・事業承継に、観光客向けのお店なら現金売上とスタッフの給与に慣れた税理士を選ぶと、相談が早く進みます。

国税庁の案内では、本所税務署は墨田区業平1丁目7番2号、向島税務署は墨田区東向島2丁目7番14号にあります。

『同じ墨田区なのに2つあるの?』と思った方、実は区内で担当が分かれているんです!

項目本所税務署向島税務署
所在地墨田区業平1丁目7番2号墨田区東向島2丁目7番14号
担当する地域墨田区のうち本所地区墨田区のうち向島地区
東京税理士会の支部本所支部向島支部
郵送の宛先東京国税局東京上野業務センター東京国税局東京上野業務センター

郵送の宛先は、令和3年7月12日以降、どちらも台東区池之端の「東京国税局東京上野業務センター」になっています。詳しくは国税庁の税務署所在地・案内(東京都)で確かめてみてください。

町工場と観光客向けのお店、相談したいことは?

墨田区には、ものづくりの工場と観光客を迎えるお店が同じ区の中にあります。悩みの中身はかなり違うので、分けてお伝えしますね。

町工場が税理士に相談したいこと

墨田区は昔から町工場が多い地域ですよね。製造業ならではの悩みがあります。

まずは材料と仕掛品の在庫です。作りかけの製品がどれだけあるかで、その年の利益が変わってきます。

次に外注加工費です。メッキや塗装など、工程の一部をほかの工場に頼むことも多いはずです。支払いの記録と請求書をそろえておく必要があります。

そして設備投資です。機械の入れ替えには大きなお金がかかるので、融資と一緒に考えることになります。

日本政策金融公庫の「新規開業・スタートアップ支援資金」では、認定経営革新等支援機関(税理士など)の指導と助言を受けて事業計画書を作った人は、特別利率Aの対象になると案内されています。認定支援機関になっている税理士かどうかは、中小企業庁の検索システムで調べられます。

事業承継を考える町工場は早めの相談を

『そろそろ息子に工場を任せたい』と考え始めた方もいるのではないでしょうか。

会社の株を後継ぎに引き継ぐ時は、相続税や贈与税がかかることがあります。中小企業庁の案内では、法人版の事業承継税制(特例措置)を使うと、一定の条件のもとでその納税が猶予されます。

項目中小企業庁の案内の内容
特例承継計画の提出期限令和9年(2027年)9月30日
対象になる株の取得令和9年12月31日までの贈与・相続
計画づくりに必要なこと認定経営革新等支援機関の指導・助言

計画には認定支援機関の関わりが要るので、事業承継に慣れた税理士に早めに声をかけておくと安心です。使えるかどうかの判断は、税理士に確認してみてください。

スカイツリー周辺の観光客向けのお店が相談したいこと

押上や両国のあたりで、観光客向けの飲食店やお土産のお店を営んでいる方もいますよね。

いちばんの悩みは日々の売上の管理です。現金、カード、QRコード決済が混ざり、入金日もばらばらになりがちです。

観光客が多い時期と少ない時期で売上の波が大きいのも特徴です。繁忙期の前に仕入れやアルバイトの人件費が先に出ていくので、資金繰りの相談ができる税理士だと心強いんです。

スタッフを雇えば、源泉徴収も毎月の仕事になります。国税庁の案内では、源泉所得税は原則として給与を払った月の翌月10日までに納めます。給与をもらう人が常時10人未満なら、半年分をまとめて納める「納期の特例」も使えます。

町工場と観光客向けのお店が税理士に相談したいことをまとめた図解

例えば、面談ではこんな会話になります。

「春と秋は忙しいのに、冬は売上が落ちて資金が足りなくなるんです」
「月ごとの売上と支払いを並べて、足りなくなる月を先に見ておきましょう。必要なら融資の準備も一緒に進めます」

墨田区で無料で相談できる窓口

税理士事務所を探す前に、墨田区役所の無料相談を使う手もあります。区のページ(2026年10月6日更新)で確かめた内容をまとめますね。

すみだ区民相談室の税務相談の要点
  • 場所は墨田区役所1階のすみだ区民相談室
  • 第2・第4木曜日の午後1時から4時まで(3月は第4木曜日のみ)
  • 受付は予約制で、区内に住む・働く・通学する人が対象
  • 相談は無料で、東京税理士会の本所支部・向島支部が関わっている

詳しくはすみだ区民相談室のページをご覧ください。

相談時間は限られているので、決算書や聞きたいことのメモを持って行くと話が早く進みます。

「去年の決算書を持ってきました。機械を入れ替えたいのですが、融資を受けても大丈夫そうですか?」
「借入金と毎月の返済の額を見て、まずは資金繰りの見通しを立てるところから始めましょう」

ただ、無料相談は方向を決めるための場所です。毎月の記帳や決算、事業承継の計画づくりまで任せたい時は、顧問税理士を探す流れになります。

墨田区の税理士に頼む費用の目安

『町工場の顧問料って、どのくらいかかるんだろう』と気になりますよね。

税理士の報酬には公的な料金表がありません。2002年に報酬規定が廃止され、今は依頼内容に合わせてそれぞれの税理士が決めています。

参考として、税理士ドットコムが示している法人の目安を紹介します。民間の目安なので、実際の金額は見積もりで確かめてください。

年間売上顧問料(毎月面談)記帳代行決算料
1,000万円未満25,000円〜+5,000円〜100,000円〜
3,000万〜5,000万円未満35,000円〜+5,000円〜140,000円〜
5,000万〜1億円未満40,000円〜+10,000円〜160,000円〜

顧問料の決まり方は税理士の顧問料相場でもくわしく紹介しています。

機械の入れ替えで融資を考えている、後継ぎへの引き継ぎを始めたい、墨田区で起業してお店を開いたばかり。こんな状況なら、顧問税理士を探しておくと本業に集中しやすくなりますよ!

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記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。

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都内のほかの地域とも比べたい方は東京の税理士の探し方を、駅前の店舗の相談が気になる方は豊島区の税理士の記事もあわせて読んでみてください。

よくある質問

墨田区の税務署はどこですか?

本所地区は墨田区業平の本所税務署、向島地区は墨田区東向島の向島税務署が担当です。自分の住所がどちらに当たるかは、国税庁のページで確認してください。

墨田区で無料の税務相談はありますか?

墨田区役所1階のすみだ区民相談室で、第2・第4木曜日の午後に税理士による税務相談があります。予約制で、区内に住む・働く・通学する人が対象です。

事業承継の相談はいつから始めればいいですか?

早めがおすすめです。法人版事業承継税制(特例措置)の特例承継計画は令和9年9月30日が提出期限で、認定経営革新等支援機関の指導・助言も必要になります。

まとめ

この記事の要点
  • 墨田区は本所税務署と向島税務署の2つに分かれる
  • 町工場は在庫・外注・設備投資・事業承継が相談の中心
  • 観光客向けのお店は日々の売上と繁忙期の資金繰りが中心
  • 墨田区役所の区民相談室に税理士の無料相談がある
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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