足立区の税理士に町工場と商店街の個人事業主が頼みたい記帳と節税

足立区で税理士を探す町工場や商店街の個人事業主向けに相談先と頼みたいことを解説する記事のアイキャッチ

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足立区で工場や店を営んでいて、毎年の確定申告がしんどくなってきた。帳簿づけを誰かに任せたいけれど、どこに頼めばいいか分からない。そんな方は多いはずです。

結論から言うと、足立区は区役所と産業センターの無料相談がかなり充実しています。まずはそこで方向を確かめて、毎月の記帳や決算まで任せたい段階で顧問税理士を探すのがおすすめです。この記事を読めば、足立区での相談先と、税理士に何を頼めばいいかが分かります。

足立区の税務署は千住・綾瀬と西新井の2つ

先に結論

足立区は、千住・綾瀬地区を足立税務署、西新井地区を西新井税務署が受け持ちます。区の無料税務相談は月2回、事業者向けの税理士相談は産業センターで月2回あります。帳簿づけや決算を毎年任せたいなら、顧問税理士かスポット依頼を考えましょう。

『足立区の税務署って北千住のところだけじゃないの?』と思っていた方もいますよね。

実は、足立区には税務署が2つあり、地区で担当が分かれています。

税務署所在地受け持つ地区最寄り駅
足立税務署足立区千住旭町4番21号 足立地方合同庁舎千住、綾瀬地区北千住駅から徒歩5分
西新井税務署足立区栗原3丁目10番16号西新井地区東武線大師前駅から徒歩5分

竹ノ塚や西新井の周辺で商売をしている方は、北千住まで行かなくてよい場合もあります。自分の住所の担当は、国税庁の足立税務署と西新井税務署のページで確かめてみてください。

令和8年10月1日から、全国の税務署で総合窓口の受付時間は原則として午前9時から午後3時までになりました。税務署での面接相談は事前予約が必要です。

東京税理士会も足立と西新井に支部がある

足立区の税理士は東京税理士会に所属していて、区内には足立支部と西新井支部があります。支部の所在地は東京税理士会の支部一覧で見られます。

足立区の無料相談は2種類ある

足立区には、税理士に無料で相談できる窓口が2つあります。個人の税金の相談と、事業の相談で使い分けると便利です。

窓口日時1回の時間対象
区民の声相談課の税務相談毎月第1・3金曜日 午後1時から5時25分以内区内に住んでいるか、勤めているか、通学している人
あだち産業センターの税理士相談第1・3火曜日 午後6時・午後7時1時間区内で事業を営む人や始めたい人(フリーランスを含む)

区民の声相談課の税務相談は、東京税理士会の足立支部・西新井支部と区が一緒に行っています。予約は相談日の前月1日の午前8時30分から電話で受け付けていて、区の案内でも「すぐに埋まってしまう」と書かれています。詳しくは足立区の税務相談のページを見ておきましょう。

あだち産業センターは千住にあり、税理士相談は夕方6時と7時の枠です。お店を閉めた後に相談しやすいのがうれしいところですね。予約方法は足立区の中小企業経営者のための相談窓口に載っています。

ただ、どちらも相談は1回ずつです。毎月の帳簿を見続けてもらうことはできないので、そこから先は税理士との契約になります。

町工場と商店街、税理士に頼みたいことは?

足立区には、金属加工や部品づくりの町工場と、昔ながらの商店街の両方があります。まずは町工場から見ていきます。工場の帳簿は、材料と在庫、外注、機械の購入と、お店とは違う論点が出てきます。

足立区の町工場と商店街の個人事業主が税理士に頼みたいことをまとめた図解

材料と在庫の数え方

『年末に在庫を数えるのが面倒で、毎年だいたいで済ませている』という声は少なくありません。

ただ、決算の時の在庫の金額は、その年のもうけの計算に直結します。材料や作りかけの製品がどれだけ残っているかを、毎年同じやり方で数えておくことが大事なんです。

機械の購入と外注費

新しい機械を買った年は、一度に経費になるのか、何年かに分けるのかで税金が変わります。どちらになるかは機械の金額や種類で決まるので、買う前に税理士へ聞いておくと安心です。

近所の工場に加工を頼んだ外注費も、請求書や支払いの記録をそろえておく必要があります。判断に迷うものは、税理士に確認してから処理しましょう。

会話の例

町工場の方が税理士に相談すると、こんなやり取りになることが多いです。

「来年、旋盤を1台入れ替えようと思っていて」
「買う時期と金額で、今年と来年の税金が変わります。見積書が出たら先に見せてください」

買ってから相談するより、買う前に相談する方が選べる手が多くなります。

商店街のお店がつまずきやすいところ

北千住や竹ノ塚の商店街で、飲食店や小売店を営む個人事業主も多いですよね。お店の帳簿でつまずきやすいのは、現金のやり取りとインボイスです。

現金で受け取る売上が多いお店は、毎日のレジの締めと帳簿の数字が合っているかが大事です。日々の記録が抜けると、後から説明できない差が出てしまうことも。

『レシートの束を年末にまとめて入力している』という方は、記帳代行を頼むか、毎月見てもらう顧問契約を考えてみてください。

仕入れや経費の領収書でも、インボイス制度の影響があります。基準期間の課税売上高が1億円以下の事業者などは、税込1万円未満の仕入れなら、インボイスがなくても帳簿の保存だけで仕入税額控除ができます。この少額特例は令和11年9月30日までです。

自分が対象になるかは売上の規模で変わるので、税理士に確認しておきましょう。

足立区で税理士に頼む費用と節税の考え方

税理士の報酬は、税理士会の報酬規定が平成14年3月31日に廃止されてから自由化されています。地域で決まった相場はありません。目安として、税理士ドットコムが示す金額は次のとおりです。

頼む内容目安
確定申告だけ(白色)5万円〜
確定申告だけ(青色・売上1,000万円未満)7万円〜
確定申告と記帳代行(青色・売上1,000万円未満)15万円〜
記帳代行だけ1仕訳50〜100円
顧問契約(個人・売上1,000万円未満・毎月面談)月20,000円〜、確定申告料80,000円〜

詳しい決まり方は税理士の顧問料相場で紹介しています。

節税は「記録をそろえる」ところから

節税と聞くと特別な方法を想像しがちですが、まずは経費の記録を漏れなくそろえることが土台です。青色申告の承認申請のような手続きも、税理士に代理で頼めます。

どの経費が認められるかの判断は、事業の中身で変わります。自己判断で処理せず、税理士に確認してみてください。

足立区で税理士に頼むまでの流れ
  1. 区の税務相談や産業センターの税理士相談で、今の悩みを聞いてもらう
  2. 1年分の売上と経費の資料、前年の申告書をそろえる
  3. 2〜3人の税理士と面談し、頼む範囲と費用を比べる
  4. 顧問契約かスポット依頼かを決めて契約する

例えば、確定申告の時期に本業が手につかなくなる、売上が伸びて記帳が追いつかない、法人にした方がいいか迷っている。こんな状況なら、町工場やお店の帳簿に慣れた顧問税理士を紹介してもらうと楽になります。

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記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。

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都内のほかの区との違いは東京の税理士の探し方で、下請け工場の視点は広島の部品メーカーと下請け工場の記事でも紹介しています。

よくある質問

足立区の税務相談は、事業の相談にも使えますか?

区民の声相談課の税務相談は区内に住んでいるか勤めている人が対象で、事業者向けにはあだち産業センターの税理士相談もあります。お店や工場の相談なら、産業センターの方が使いやすいでしょう。

記帳だけ頼んで、申告は自分でしてもいいですか?

記帳代行だけを頼むこともできます。ただ、申告書の作成を税理士以外の人に頼むことはできないので、申告まで任せたいなら税理士に依頼しましょう。

足立区の税理士でないと頼めませんか?

そんなことはありません。税理士が税務代理をする時は、税務代理権限証書を税務署に出して進めます。近さより、町工場やお店の帳簿に慣れているかで選んでみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 足立区は、千住・綾瀬地区を足立税務署、西新井地区を西新井税務署が受け持つ
  • 区の税務相談は第1・3金曜日、産業センターの税理士相談は第1・3火曜日の夕方
  • 町工場は在庫・機械・外注費、商店は現金売上とインボイスが相談の中心
  • 費用は自由化されていて、税理士ドットコムの目安は青色の確定申告だけで7万円〜
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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