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freeeを使い始めたのに、今の税理士があまり慣れていない。データを共有しても結局紙でのやり取りが続いて、乗り換えを考えている方も多いはずです。
結論から言うと、税理士の乗り換えは順番さえ押さえれば難しくありません。大事なのは、今の契約とデータの持ち主を確かめてから、新しい税理士を探すことです。
この記事では、freeeに強い税理士へ乗り換える時の手順と、データや書類の引き継ぎ方をお伝えします。
freeeに強い税理士へ乗り換えるには?
乗り換えは「今の契約内容を確かめる」「freeeのデータと過去の書類をそろえる」「新しい税理士を決める」「今の税理士に解約を伝える」の順に進めるとスムーズです。新しい税理士が決まる前に解約すると、申告の時期に頼れる人がいなくなることもあるので注意しましょう。
『今の先生に悪い気がして、言い出しにくい』。そう感じるのは自然です。
ただ、税理士を変えること自体は珍しいことではありません。ソフトの使い方が合わないまま続けると、やり取りの手間がずっと残ってしまいます。
例えば、あなたはfreeeに入力しているのに、税理士は別のソフトに打ち直している。こんな状態だと、確認に時間がかかって返事も遅くなりがちです。
freeeに慣れた税理士なら、同じデータを画面で見ながら話せます。乗り換えで楽になるのは、こうした日々のやり取りなんです。
乗り換えの手順を順番に見ていこう
実際の流れを、順番に見ていきましょう。ここが大事なところです。
- 今の顧問契約書を見て、解約の申し出の時期や、残っている作業を確かめる
- freeeのアカウントが自分名義か、税理士側の名義かを確かめる
- 過去の申告書の控え、帳簿、税務署に出した届出書の控えをそろえる
- freeeに慣れた税理士を探し、2〜3か所と面談して見積もりをもらう
- 新しい税理士と契約し、引き継ぐ時期を決める
- 今の税理士に解約を伝え、書類やデータの受け渡しをお願いする
特に見落としやすいのが、2つめのアカウントの名義です。freeeを税理士事務所側で契約していると、乗り換えの時にデータの扱いを相談する必要が出てきます。
『自分のデータなんだから、そのまま持っていけるでしょ』と思いますよね。ただ、契約の形によって手続きが変わることもあるので、早めに今の税理士に聞いておきましょう。
聞き方は、例えばこんな感じで十分です。
「freeeのデータは、こちらの名義で使い続けられますか?」
「事務所の契約なので、移す方法を一緒に確認しましょう」
新しい税理士が決まったら、その税理士が税務署に税務代理権限証書を出します。税理士が税務代理をする時は、この書面を出すことになっているんです。
今の税理士への伝え方
解約を伝える時は、理由を長く説明しなくても大丈夫です。お世話になったお礼と、引き継ぎで必要なことを短く伝えれば十分ですよ。
「会計ソフトをfreeeに統一したくて、freeeに慣れた事務所にお願いすることにしました」
「分かりました。今年の分はどこまでうちで進めますか?」
このように、どの年度の申告までを今の税理士に頼むのかを、はっきり決めておくことが大切です。決めないまま進めると、どちらも手を付けていない作業が出てしまうことも。
税務調査の話が進んでいる時は慎重に
税務署から調査の連絡が来ている途中なら、乗り換えは少し待った方がいい場合もあります。それまでのやり取りを知っている税理士の方が、話を進めやすいからです。
どうしても替えたい時は、進んでいる話の中身を新しい税理士にきちんと伝えておきましょう。
国税庁の説明では、納税者の同意があれば、調査の事前通知は税務代理権限証書を出している税理士に行えば足りるとされています。誰が窓口になっているかも、あわせて確かめておくと安心です。
データと書類は何を引き継ぐ?
乗り換えの時に引き継いでおきたいものを、表にまとめました。
| 引き継ぐもの | 主な中身 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| freeeのデータ | 仕訳、開始残高、口座やカードの連携 | 名義と、新しい税理士を招待できるか |
| 過去の申告書の控え | 所得税・消費税、法人なら法人税の申告書 | 少なくとも直近の分がそろっているか |
| 決算書・帳簿 | 決算書、総勘定元帳、固定資産の一覧 | 期首の残高とつながっているか |
| 税務署への届出書の控え | 青色申告の承認申請書など | どの届出を出しているか分かるか |
| 税務署からの通知 | 調査の連絡や、過去のやり取り | 進行中の話がないか |
今の税理士がfreee以外のソフトを使っていた場合は、そのデータをfreeeに移す作業が出てきます。移し方はソフトによって違うので、新しい税理士に相談してみてください。
例えば、個人で年商800万円ほどのネットショップを営んでいて、過去の帳簿は事務所のソフトに入っているケースです。この場合は、新しい年度の始まりからfreeeで記帳を始め、開始残高を合わせる形にすると混乱しにくいです。
税務署に出した届出書の控えは、意外と手元に残っていないこともあります。今の税理士が保管していることが多いので、解約の時に返してもらえるよう頼んでおきましょう。

乗り換えに向くタイミングはいつ?
『いつ乗り換えればいいの?』と迷う方も多いですよね。目安は、申告の作業が一段落した時です。
個人事業主の所得税の確定申告は、原則として翌年2月16日から3月15日まで。この直前に乗り換えると、新しい税理士も準備の時間が取れません。
法人の場合は、事業年度が終わった翌日から2か月以内が法人税の申告期限です。決算の直前や申告の途中は避けて、申告が終わったあとに切り替えるのが落ち着いて進められます。
| 立場 | 乗り換えを考えやすい時期 | 避けたい時期 |
|---|---|---|
| 個人事業主 | 確定申告が終わった後 | 2月から3月15日の申告期限まで |
| 法人 | 決算の申告が終わった後 | 事業年度の終わりから申告期限まで |
例えば、法人で従業員が5人ほどいて、毎月の給与計算も頼んでいるケースもありますよね。源泉所得税の納付や年末調整の時期とも重なるので、どの作業をいつから新しい税理士に任せるかを決めておくと安心です。
freeeに慣れた税理士を探したい人や、今の税理士とのやり取りに時間を取られている人は、顧問税理士を探し直すと楽になります。条件を伝えて探せる無料の紹介サービスを使うと、比べる手間を減らせます。
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よくある質問
税理士を途中で乗り換えても大丈夫ですか?
乗り換えること自体に問題はありません。今の契約書で解約の申し出の時期を確かめ、新しい税理士が決まってから解約を伝えるとスムーズです。
freeeのデータはそのまま新しい税理士に引き継げますか?
自分名義でfreeeを使っていれば、新しい税理士を招待して同じデータを見てもらう形にしやすいです。税理士事務所の名義で契約している場合は、移す方法を今の税理士と確認してみてください。
乗り換えの時に今の税理士から返してもらう書類はありますか?
過去の申告書の控えや決算書、税務署に出した届出書の控えなどです。事務所で保管していることも多いので、解約を伝える時にあわせてお願いしておきましょう。
まとめ
- 乗り換えは契約の確認、データの準備、新しい税理士探し、解約の順に進める
- freeeのアカウントが自分名義か事務所名義かを最初に確かめる
- 過去の申告書や届出書の控えを引き継いでおく
- 申告の直前は避け、作業が一段落した時に切り替える
- 新しい税理士が決まってから今の税理士に解約を伝える
freeeに慣れた税理士に替えると、毎日のやり取りがぐっと楽になることも。手順を1つずつ進めて、無理のないタイミングで乗り換えてみてください。




