業種に詳しい税理士を紹介してもらう方法|条件の伝え方のコツ

業種に詳しい税理士を紹介してもらう時の条件の伝え方を解説する記事のアイキャッチ

当サイトは国税庁・日本税理士会連合会などの公開情報をもとに編集部が執筆しています。記事内のサービス紹介には広告を含みます。

『うちの業界のことを分かっている税理士に頼みたい』。税理士を探し始めると、まずそう思いますよね。

結論から言うと、業種に詳しい税理士を紹介してもらうコツは「業種名」ではなく「よくある取引」を伝えることです。この記事を読めば、紹介を頼む時の伝え方と、面談での確かめ方が分かります。

業種に詳しい税理士は紹介してもらえる?

先に結論

紹介サービスに業種の経験を条件として伝えれば、その業種の顧問先を持つ税理士を探してもらえます。ただ「飲食業に詳しい人」とだけ言うより、現金売上や在庫、外注費など自分の事業でよく出てくる取引まで伝える方が、合う税理士に出会いやすくなります。

税理士は、税務代理・税務書類の作成・税務相談を仕事にする国家資格者です。どの業種の申告もできる一方で、実際に何の業種を多く見てきたかは人によって違います。

そこで頼りになるのが紹介サービスです。担当者があなたの希望を聞いて、条件に合いそうな税理士を探してくれます。基本の流れは税理士紹介を使う流れで解説しています。

ただ、『業種名を言えば伝わるはず』と思うと、少しずれることも。同じ「小売業」でも、店舗で現金を扱うのか、ネットで売るのかで、気をつける点がまったく違うんです。

業種ごとに伝えたい取引の例

ここが大事なところです。紹介を頼む時は、自分の業種で税理士に見てほしい取引を言葉にしておきましょう。

業種の例論点になりやすい取引伝え方の例
飲食店現金売上、食材の仕入れと在庫、アルバイトの給与現金売上が多く、レジの締めと帳簿を合わせるのが大変
建設業外注費、一人親方への支払い、工事の売上の時期外注先が多く、請求書の管理に手間がかかっている
ネット通販在庫の数え方、複数の決済サービスの入金モールと自社サイトの売上をまとめて管理したい
デザイン・ライター源泉徴収される報酬、インボイスの登録取引先から源泉徴収された報酬の扱いを確認したい
美容室材料の仕入れ、スタッフの給与と年末調整スタッフを雇ったので給与計算も相談したい
業種に詳しい税理士を紹介してもらうために、業種ごとに論点になる取引を伝える流れを示した図解

例えば、年商3,000万円の工務店を法人で営むケースです。「建設業です」とだけ伝えるより、「外注の職人さんへの支払いが多く、毎月の請求書の確認を手伝ってほしい」と言う方が、担当者も探しやすくなります。

ほかにも、取引先がインボイスを求めてくる、従業員を雇って源泉所得税を毎月納めている、といった事情も伝えたいところです。源泉所得税は原則、給与を払った月の翌月10日までに納めます。こうした期限の管理まで頼みたいかも、伝えておくと話が早いですよ。

インボイスの相談をしたい時は?

フリーランスや小さなお店だと、インボイスの登録を迷っている方も多いですよね。インボイス制度は令和5年10月1日に始まりました。

取引先が会社中心か、一般のお客さん中心かで、登録したほうがよいかの考え方が変わります。こうした事情は業種によって違うので、「取引先の多くが会社で、登録を求められている」のように具体的に伝えてみてください。登録するかどうかの最終判断は、税理士に確認しながら決めるのが安心です。

面談で業種の経験を確かめるには?

紹介された税理士と会ったら、業種の経験を具体的に聞いてみましょう。『詳しいです』という返事だけでは、本当のところは分かりにくいですよね。

例えば、こんなやり取りです。

「同じ業種の顧問先は、今どのくらいありますか?」
「外注費が多い会社で、気をつけていることはありますか?」

2つ目のように、自分の事業の取引で聞くのがコツです。経験のある税理士なら、具体例を交えて答えてくれることが多いはずです。

面談で聞いておきたいこと
  • 同じ業種の顧問先があるか、どんな規模か
  • 自分の業種でよくある取引の注意点
  • 使っている会計ソフトに対応しているか
  • 業種の経験で料金が変わるか

『業種に詳しい人ほど顧問料が高いのでは?』と心配な方もいるでしょう。税理士の報酬規定は平成14年3月31日に廃止されていて、今は各税理士が依頼の内容に応じて金額を決めています。見積もりの比べ方は顧問料の見積もり比較の進め方を見てみてください。

地元にいない時はオンラインも候補に

業種の経験を重く見ると、近くに合う税理士がいないこともあります。その時は、オンラインでやり取りできる税理士まで広げて探してもらう手もあります。距離と業種のどちらを優先するかは、地方で税理士紹介を使う時の選び方も参考にしてください。

人を雇い始めた、取引が増えて記帳が回らない、業界の事情を分かってくれる人に相談したい。そんな状況なら、紹介サービスに条件を伝えて候補を出してもらうと、探す手間がぐっと減ります。

税理士ドットコム

あなたの業種・規模に合う顧問税理士を無料で紹介

記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。

紹介料無料税理士ドットコムで顧問税理士を紹介してもらう

(税理士ドットコムの紹介ページに移動します・24時間365日受付)

よくある質問

業種を伝えるだけで詳しい税理士を紹介してもらえますか?

業種名だけでも探してもらえますが、よくある取引や困っていることまで伝える方が、合う税理士に出会いやすくなります。年商や従業員の有無も一緒に伝えましょう。

業種に詳しい税理士なら節税の判断も任せられますか?

業種の事情を踏まえた相談はしやすくなります。ただ、個別の経費が認められるかなどは事情で変わるので、判断はその都度税理士に確認してください。

紹介された税理士が業種に合わない時は断れますか?

面談してみて合わないと感じたら、契約しなくてかまいません。断りの連絡を担当者が伝えてくれるサービスもあるので、申し込む前に確かめておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 業種に詳しい税理士は、紹介サービスに条件を伝えれば探してもらえる
  • 業種名だけでなく、現金売上や外注費などよくある取引まで伝える
  • 面談では自分の事業の取引で質問し、経験の中身を確かめる
  • 近くに合う人がいなければ、オンライン対応まで広げて探す
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

個人事業主・フリーランス・会社経営者が、自分の状況に合った顧問税理士を探せるよう、公的機関の公開情報をもとに費用・探し方・頼める範囲を解説しています。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!