インボイス登録を税理士に頼む方法と適格請求書発行事業者になるかの判断

インボイス登録を税理士に頼む方法と、適格請求書発行事業者になるかの判断を解説する記事のアイキャッチ

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インボイスの登録をしようと思ったものの、『申請書の書き方が分からない』『そもそも登録していいのか不安』と止まっている方も多いはずです。

結論から言うと、登録申請は税理士に代理で送ってもらえます。ただ、大事なのは手続きより「登録するかどうか」の判断のほうなんです。

この記事を読むと、税理士に頼む方法と自分で申請する方法の違い、登録前に確かめたいことが分かります。

インボイス登録は税理士に頼める?

先に結論

インボイス登録(適格請求書発行事業者の登録申請)は、税理士に頼めます。e-Taxで税理士が代理送信すれば、登録通知書も税理士が代理で受け取れます。自分でe-Taxソフト(WEB版)から問答形式で申請することもできるので、手続きだけなら自分でも進められます。

インボイスを発行するには、税務署長に「適格請求書発行事業者の登録申請書」を出して、登録を受ける必要があります。

申請の方法は、大きく分けて3つです。

申請の方法必要な準備向いている人
自分でe-Taxソフト(WEB版)マイナンバーカードなどの電子証明書、利用者識別番号登録すると決めていて、スマホやパソコンで手続きしたい人
税理士が代理送信税理士への依頼登録の判断から相談したい人、申告も任せたい人
郵送で提出申請書の様式書面で出したい人(送り先は各国税局の業務センター)

e-Taxソフト(WEB版)は、画面の質問に答えていく形なので、入力漏れが起きにくいとされています。個人事業者なら、スマホやタブレットからも申請できます。

詳しい手続きは、国税庁のインボイス発行事業者登録申請手続のページで確認できます。

登録するかどうかは何で決まる?

『手続きは分かったけど、登録して本当に大丈夫?』というのが本音ですよね。

登録を受けると、売上にかかわらず消費税の納税義務は免除されなくなります。免税事業者だった人も、消費税の申告が必要になるんです。

特に気をつけたいのが、次の2つです。

  • 免税事業者が登録を受けた場合、原則として登録日から2年を経過する日の属する課税期間までは課税事業者になる。登録をやめても同じ
  • 登録希望日は、申請書の提出日から15日以降の日を書く

例えば、こんなやり取りがよくあります。

「取引先に言われたので、すぐ登録したいです」<br>「まず、登録した場合に納める消費税を出してみましょう。2年間は戻れないので、数字を見てから決めると安心です」

登録の判断で聞いておきたいことは、免税事業者がインボイス登録前に税理士に聞くことでまとめています。2割特例の期限はインボイスの2割特例はいつまで?、計算方法の選び方は簡易課税と本則課税の選び方で解説しています。

新しく事業を始めた人は

新たに事業を始めた方は、その課税期間の初日にさかのぼって登録を受けられます。ただし、その課税期間の末日までに申請する必要があります。

個人事業者の「課税期間の初日」は、事業を始めた日ではなく、その年の1月1日です。ここは勘違いしやすい所なので覚えておきましょう。

税理士にインボイス登録を頼む時の流れ

税理士に頼む場合は、だいたい次の流れになります。

依頼から登録までの流れ
  1. 売上、取引先、今の申告のやり方を伝えて、登録するかを相談する
  2. 登録すると決めたら、登録希望日を決める
  3. 税理士が申請書を作り、e-Taxで代理送信する
  4. 税務署の審査の後、登録番号の通知を受け取る
  5. 請求書の書式に登録番号を入れ、取引先に伝える

登録番号は、法人なら「T+法人番号」、それ以外は「T+13桁の数字」です。登録されると、国税庁の「適格請求書発行事業者公表サイト」で登録番号や氏名・名称などが公表されます。

個人事業者で屋号や事務所の所在地も公表したい場合は、別に申出書を出す必要があります。屋号で取引している方は、税理士に頼む時に一緒に伝えておきましょう。

インボイス登録を税理士に頼んでから登録番号を取引先に伝えるまでの流れを示した図解

登録をきっかけに消費税の申告が始まる方や、請求書の書式もまとめて整えたい方は、顧問税理士を探しておくと相談しやすくなります。

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よくある質問

インボイス登録の申請だけを税理士に頼めますか?

スポットで受けている事務所もあります。料金は事務所が自由に決めているので、登録の判断の相談や、その後の申告まで含むかどうかを確認してみてください。

申請してから登録通知が来るまで、どのくらいかかりますか?

国税庁は、実際に登録通知を受けるまで一定の期間がかかると案内しています。平均的な期間は国税庁のページで公表されているので、急ぐ場合は早めに申請してみてください。

取引先の登録番号が正しいかは、どう確かめればいいですか?

国税庁の「適格請求書発行事業者公表サイト」で、登録番号が取引時点で有効かどうかを確認できます。

まとめ

この記事の要点
  • インボイス登録は税理士が代理送信でき、登録通知書も代理で受け取れる
  • 自分でe-Taxソフト(WEB版)から問答形式で申請することもできる
  • 免税事業者が登録すると、原則2年間は課税事業者になるので先に試算する
  • 新しく事業を始めた人は、課税期間の初日にさかのぼって登録を受けられる

インボイスの相談先の選び方は、インボイスの税理士への相談内容と事務所の選び方も参考にしてみてください!

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顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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