遠方の税理士でもクラウド会計なら顧問を頼める?進め方と注意

クラウド会計を使って遠方の税理士に顧問を頼む進め方を解説する記事のアイキャッチ

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近くに合う税理士が見つからない時、『遠くの事務所でも頼めるのかな』と考えますよね。地方で開業した方や、引っ越しが多い方なら、なおさらです。

結論から言うと、クラウド会計で帳簿を共有できれば、遠方の税理士にも顧問を頼めます。この記事では、オンラインでの進め方と、契約前に確認したい注意点が分かります。

遠方の税理士にクラウド会計で顧問を頼める?

先に結論

頼めます。クラウド会計なら帳簿を同じ画面で見られるので、記帳のチェックや相談はオンラインで進められます。ただし、税務調査の立会いなど対面が必要になる場面の対応と費用は、契約前に確認しておきましょう。

税理士は、事務所の所在地を管轄する税理士会に所属しています。とはいえ、依頼する側の住所で選ばなければいけない決まりはないんです。

実は、税理士が税務代理をする時に税務署へ出す「税務代理権限証書」も、e-Taxで提出できます。手続きの面でも、距離はそれほど壁になりません。

『でも、会ったこともない人にお金のことを任せるのは不安』という方もいますよね。そう感じるのは自然です。最初の面談をビデオ通話でしっかりやっておくと、印象はかなり変わりますよ。

遠方の税理士とのやり取りはどう進める?

オンライン顧問の流れは、だいたい次のとおりです。

遠方の税理士との進め方
  1. ビデオ通話で初回の面談をして、業務の範囲と料金を決める
  2. クラウド会計に税理士を招待し、閲覧や編集の権限を決める
  3. 銀行口座やカードの明細を取り込む設定をしておく
  4. 月1回などの頻度で、チャットやビデオ通話で相談する
  5. 決算や確定申告の前に、帳簿を一緒に締める

招待と権限の決め方はfreeeに税理士を招待する方法で紹介しています。

紙の領収書や請求書は、スキャンや写真で共有するのが一般的です。原本の保管方法は、税理士に確認しておきましょう。

例えば、地方でカフェを営む個人事業主が、都市部の税理士に頼むケース。日々の売上はレジから取り込み、仕入れの領収書は写真で送る形にすれば、毎月の訪問がなくても回ります。

「今月の仕入れの領収書、アップしておきました」
「確認しました。1件だけ日付が抜けていたので教えてください」

こんなやり取りがチャットで完結します。

遠方の税理士に頼む時の注意点

近くの事務所と比べて、気をつけたい所を表にしました。

確認したいこと近くの事務所遠方の事務所
普段の相談対面でもオンラインでもオンラインが中心
税務調査の立会い来てもらいやすい来られるか・交通費の扱いを確認
紙の資料の受け渡し持参や郵送スキャンや郵送
地域の事情の相談地元の事情に詳しいことが多い業種の経験で選ぶと安心
遠方の税理士に頼む前に確認したい3つの注意点を示した図解

ここが大事なところです。税務調査は原則として事前に電話で連絡があり、立会いは税務代理の業務に含まれます。遠方の事務所に頼む時は、調査の時に来てもらえるのか、交通費や日当がかかるのかを先に聞いておきましょう。

税務調査の連絡を税理士に受けてもらう方法も、国税庁の税務調査手続に関するFAQに書かれています。

『顧問料は遠方だと安くなる?』という疑問もあると思います。報酬は事務所ごとに自由に決められているので、距離で決まるわけではありません。相場の考え方は税理士の顧問料相場を見てみてください。

遠方の税理士を選ぶ時のコツ

距離の代わりに見ておきたいのは、オンラインでのやり取りに慣れているかどうかです。

遠方の事務所を選ぶ前のチェック
  • 使っているクラウド会計に対応しているか
  • チャットやビデオ通話での相談を普段からしているか
  • 自分と同じ業種の顧問先を持っているか
  • 返信の目安や連絡の取り方が決まっているか

例えば、ITの受託開発をしている小さな会社が、社長の引っ越しをきっかけに税理士を変えるケース。取引の多くがネット上で完結しているので、遠方でもクラウド会計に慣れた事務所の方が合うことがあります。

また、納税者が事前に同意しておけば、税務調査の事前通知は税務代理権限証書を出している税理士に行えば足りるとされています。遠方の税理士でも連絡の窓口になってもらえるので、契約時に相談してみてください。

探し方の手順は税理士の探し方にもまとめています。

地域にこだわらず税理士を探したい時は

近くに合う事務所が見つからない方や、業種に詳しい税理士に頼みたい方は、地域を広げて探すと選択肢が増えます。クラウド会計への対応やオンライン面談の可否を条件として伝えておくと、話が早く進みます。

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記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。

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よくある質問

遠方の税理士でも、税務署に書類を出してもらえますか?

出してもらえます。申告はe-Taxで提出でき、税務代理権限証書もe-Taxで提出できます。

一度も会わずに契約しても大丈夫ですか?

ビデオ通話で面談し、業務の範囲と料金を書面で確認できれば、会わずに契約する人もいます。不安な時は、初回だけ対面にできるか聞いてみてください。

税務調査の時はどうなりますか?

立会いは税務代理の業務に含まれます。遠方の場合は、来てもらえるかと交通費の扱いを契約前に確認しておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • クラウド会計で帳簿を共有できれば、遠方の税理士にも顧問を頼める
  • 相談はチャットやビデオ通話、資料はスキャンや写真で共有する
  • 税務調査の立会いと交通費の扱いは、契約前に確認しておく
  • 顧問料は距離で決まるわけではなく、事務所ごとに違う
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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