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港区に会社を置いたものの、どの税務署に出せばいいのか迷っている方も多いはずです。海外の親会社や取引先がいると、税理士に何を頼めばいいかも見えにくいですよね。
結論から言うと、港区の税務署は芝税務署と麻布税務署の2つです。この記事では、管轄の見分け方と、外資・IT法人が顧問税理士に確認したいことを順番に見ていきます。
港区の税務署はどこ?芝と麻布で管轄が分かれます
港区の法人・個人事業主の管轄は、芝地区なら芝税務署、麻布・赤坂地区なら麻布税務署です。どちらか迷ったら、国税庁の所在地ページで地区を確かめてから書類を出しておきましょう。
港区は1つの区ですが、税務署は2つに分かれています。国税庁の表記では「芝地区」と「麻布、赤坂地区」で分かれているんです。六本木や浜松町といった町名だけで判断せず、所在地ページで地区を確かめるのが確かです。
| 税務署 | 所在地 | 管轄(国税庁の表記) | 東京税理士会の支部 |
|---|---|---|---|
| 芝税務署 | 港区芝5丁目8番1号 | 港区のうち芝地区(ほか島しょ部) | 芝支部 |
| 麻布税務署 | 港区西麻布3丁目3番5号 | 港区のうち麻布、赤坂地区 | 麻布支部 |
出典は国税庁「税務署所在地・案内(東京都)」と東京税理士会「支部一覧」です。番地ごとの細かな線引きは、この所在地ページで確認してみてください。
『郵送なら税務署の住所に送ればいいよね』と思いがちですよね。ただ、国税庁の案内では、芝・麻布とも郵送の申告書は東京国税局の業務センター宛てに送るよう書かれています。送る前に宛先を一度見ておくと安心です。
港区の税理士会と無料の相談窓口
東京都の税理士は、東京税理士会に所属しています。港区には芝支部と麻布支部があり、税務署の分け方とそろっているんです。
東京税理士会には「納税者支援センター」があり、税務や会計の相談に会の税理士が無料で応じると案内されています(東京税理士会「相談窓口のご案内」)。また、全国の税理士会は税理士記念日の2月23日を中心に無料相談会を開いています(日本税理士会連合会)。
無料相談は、1回で終わる質問を確かめる場には向いています。毎月の記帳や決算まで任せたい時は、顧問契約を考える段階です。
外資・IT法人が港区で税理士に頼むことは何が違う?
港区には外資系の日本法人や、海外のサービスを使うIT企業が集まっていますよね。こうした会社では、国内だけの会社にはあまり出てこない取引が日常的に起きます。
例えば、海外の親会社に業務委託料を払う場面です。
「親会社への支払いって、普通の外注費と同じ処理でいいんですか?」
「相手が海外の会社なので、源泉徴収が要るかどうかを先に確かめましょう」
こんな会話は、外資の経理担当者と税理士の間でよくあるものです。海外への支払いは、内容や相手国によって源泉徴収の要否が変わることがあります。判断は税理士に確認してみてください。
ほかに、港区の外資・IT法人で出てきやすい論点を並べると次のとおりです。
| よくある取引 | 何を確認するか | 頼むならどの形 |
|---|---|---|
| 親会社への業務委託料・ロイヤリティ | 源泉徴収の要否、契約書の中身 | 顧問契約で毎月確認 |
| 海外のクラウドサービス利用料 | 消費税の扱い、インボイスの有無 | 顧問契約で毎月確認 |
| 親会社への月次報告 | 決算期と報告様式の違い | 顧問契約+記帳代行 |
| 外国人役員・社員の給与 | 源泉徴収と年末調整の対象か | 顧問契約か給与計算の依頼 |
| 設立直後の届出 | 青色申告承認申請などの期限 | スポット依頼でも可 |
ここで大事なのが、税理士によって英語対応や海外取引の経験がかなり違う点です。『港区の事務所ならどこでも外資に慣れているはず』と思うかもしれません。実はそうとは限らないんです。

港区で顧問税理士を選ぶ前に聞いておきたいこと
結論から言うと、面談で「同じような会社を担当しているか」を聞くのが近道です。事務所の場所よりも、こちらの取引に慣れているかどうかのほうが、毎月のやりとりの楽さに直結します。
- 外資系の日本法人や、海外取引のある会社を担当しているか
- 英語の契約書や請求書をそのまま渡して対応できるか
- 親会社への月次報告の締め日に合わせて試算表を出せるか
- 海外への支払いの源泉徴収を毎月確認してもらえるか
- 税務調査の連絡が来た時に立ち会ってもらえるか
税務調査の立会いは、税理士の税務代理の仕事に含まれます。税理士が代理をする時は、税務代理権限証書を税務署に出します。
事前に同意しておけば、調査の事前通知を税理士に送ってもらう形にもできます。海外の本社とやりとりしながら日程を組む会社には、助かる仕組みですよね。
顧問料の目安はどれくらい?
税理士の報酬は自由に決められていて、公的な相場表はありません。参考として、税理士ドットコムが示す目安を見てみましょう。
| 年間売上 | 顧問料(毎月訪問) | 決算料 |
|---|---|---|
| 1,000万円未満 | 25,000円〜 | 100,000円〜 |
| 1,000万〜3,000万円未満 | 30,000円〜 | 120,000円〜 |
| 3,000万〜5,000万円未満 | 35,000円〜 | 140,000円〜 |
| 5,000万〜1億円未満 | 40,000円〜 | 160,000円〜 |
| 1億〜5億円未満 | 60,000円〜 | 240,000円〜 |
これは民間の目安で、統計ではありません。英語での対応や親会社向けの報告が加わると、内容に応じて見積もりが変わることもあります。詳しくは顧問料相場の記事も見ておきましょう。
港区の会社はどんな時に顧問税理士を探すと楽?
例えば、設立したばかりで社員が数名、海外の親会社に毎月報告している日本法人のケースです。法人税の申告は事業年度の終わりから2か月以内なので、決算と本社報告が重なって手が回らなくなることも。
こんな状況なら、顧問税理士を探しておくと楽になります。
- 海外への支払いが毎月あり、源泉徴収の判断に自信がない
- 親会社への報告と日本の決算を同じ数字でそろえたい
- 社員を雇い始め、給与の源泉所得税や年末調整が増えた
- 税務調査の連絡が来て、立会いをお願いしたい
税理士ドットコム
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記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。
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港区の中でも、六本木のIT企業と浜松町の商社系の会社では、頼みたいことが違いますよね。東京全体の探し方は東京の税理士の探し方にまとめています。
渋谷のスタートアップ事情が気になる方は、渋谷の税理士とストックオプションの話も参考になります。
よくある質問
港区の会社は芝税務署と麻布税務署のどちらに申告しますか?
本店所在地が芝地区なら芝税務署、麻布・赤坂地区なら麻布税務署です。番地ごとの線引きは国税庁の所在地ページで確認してみてください。
港区で無料の税務相談は受けられますか?
東京税理士会の納税者支援センターで、税務や会計の相談に無料で応じると案内されています。2月23日の税理士記念日を中心とした無料相談会もあります。
英語に対応できる税理士はどう探せばいいですか?
面談で英語の契約書を扱えるか、外資系の会社を担当しているかを具体的に聞くのが確かです。紹介サービスを使う場合も、条件として最初に伝えておきましょう。
まとめ
- 港区の税務署は芝税務署と麻布税務署の2つで、地区で管轄が分かれる
- 東京税理士会には港区に芝支部と麻布支部があり、無料相談の窓口もある
- 外資・IT法人は、海外への支払いや親会社への報告に慣れた税理士を選ぶと楽
- 顧問料は自由に決まり、公表されているのは民間の目安だけ





