カフェの税務調査で注意したいイートインとテイクアウトの売上区分

カフェの税務調査で注意したいイートインとテイクアウトの売上区分を解説する記事のアイキャッチ

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店内で飲む人もいれば、カップを持って帰る人もいる。カフェのレジでは、毎回その打ち分けをしていますよね。

結論から言うと、カフェの税務調査では「イートインとテイクアウトの売上区分が正しいか」が焦点になりやすいです。この記事では、区分がずれやすい場面と、今から整えておきたい記録を紹介します。

カフェの税務調査で見られやすい点は?

先に結論

カフェの調査では、イートインとテイクアウトの売上が正しい税率で分けられているか、レジの記録と現金・キャッシュレスの入金が合っているか、コーヒー豆や食材の仕入れと売上のつり合いを確かめられやすいです。レジで税率ごとに打ち分け、日ごとの締めを残しておくことが備えになります。

カフェは、同じ商品でも食べる場所で消費税の税率が変わる業種なんです。

国税庁の軽減税率の説明では、標準税率は10%、軽減税率は8%です。飲食料品(酒類を除く)は軽減税率の対象ですが、外食は対象に含まれません。テイクアウトは飲食料品の譲渡として軽減税率になります。

見られやすい点ずれやすい場面備えておく記録
イートインの売上店内で飲むのに持ち帰りで打つ税率ごとのレジの日計表
テイクアウトの売上打ち分けをせず全部同じ税率にする商品ごとのレジの設定の控え
お酒のメニュー持ち帰りでも軽減税率で打つメニューごとの税率の一覧
現金・キャッシュレス手数料を引いた入金額だけを売上にする決済サービスの売上明細
豆・食材の仕入れ売上に比べて仕入れが多く見える仕入れ伝票と廃棄のメモ

売上区分と仕入れの記録はどう残す?

忙しい時間帯は、『持ち帰りですか?』と聞きそびれることもありますよね。

区分は、販売する時点でお客さんに店内で飲食するかを確かめて決めるのが基本です。レジに「店内」「持ち帰り」のボタンを分けておくと、打ち間違いが減ります。

カフェが税務調査に備えて残しておきたいイートインとテイクアウトの売上区分とレジ締めの記録をまとめた図解

レジの日計表を税率ごとに残す

レジの日計表(Zレポート)には、税率ごとの売上が出るものが多いです。毎日の締めで印刷か保存をしておきましょう。

日計表の税率ごとの合計と、申告の時の区分が合っていることが大事です。

メニューごとの税率を一覧にする

お酒を出すカフェや、テイクアウト専用の焼き菓子を売っているカフェもありますよね。

メニューごとに「店内」「持ち帰り」の税率を一覧にして、レジの設定と見比べておくと安心です。レジを買い替えた時や、新しいメニューを足した時は特に確かめてみてください。

現金の売上と仕入れのつり合いも見られる?

カフェは客単価が低く、現金で払うお客さんも多いですよね。その分、1日の終わりにレジの現金と日計表が合っているかが大事になります。

もう一つ見られやすいのが、豆や食材の仕入れと売上のつり合いです。例えば、豆を1kg仕入れたらだいたい何杯分になるかは、店主が一番分かっていますよね。

毎月そろえておきたいもの
  • 税率ごとのレジの日計表
  • メニューごとの税率の一覧とレジ設定の控え
  • 決済サービスの売上明細と入金明細
  • 豆・食材・包材の仕入れ伝票
  • 試作や廃棄、まかないに使った分のメモ

試作や廃棄、スタッフのまかないに使った分が多い月は、仕入れに比べて売上が少なく見えます。日付と量を一言メモしておくと説明しやすいです。扱い方は税理士に確認してみてください。

調査の連絡が来たら?税理士に頼むタイミングは

税務調査の前には、原則として事前通知があります。方法は原則として電話で、何日前に連絡するかは法令で決まっていません。

営業中で電話に出られないこともありますよね。連絡があったら、早めに折り返して日程を相談しましょう。税理士にはこう伝えてみてください。

「税務署から調査の連絡がありました。店内飲食とテイクアウトがあるカフェで、レジで税率を打ち分けています。立ち会ってもらえますか?」

税理士が立ち会うには、税務代理権限証書を税務署に出しておく必要があります。また、事前通知の前に自分から修正申告をすれば、過少申告加算税はかかりません。区分の誤りに気付いたら、早めに相談しておくのがおすすめです。

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税率の打ち分けに自信がない、調査の連絡が来て不安。そんな時は、飲食店の帳簿を見ている税理士に相談しておくと心強いです!

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よくある質問

持ち帰りで買ったお客さんが店内で飲み始めたらどうなりますか?

区分は販売する時点で決めるのが基本です。迷う場面が多いなら、店のルールと扱い方を税理士に確認しておくと安心です。

古いレジで税率ごとの集計が出ません。

手書きでも、日ごとに店内と持ち帰りの売上を分けて記録しておきましょう。レジの買い替えを考える時は、税率ごとに集計できるかを確かめてみてください。

キッチンカーやイベント出店の売上も同じ考え方ですか?

出店の形によって店内飲食に当たるかの考え方が変わることがあります。出店ごとに売上を分けて記録し、扱い方は税理士に相談してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • カフェの調査では、イートインとテイクアウトの売上区分が焦点になりやすい
  • レジは「店内」「持ち帰り」を分け、日計表を税率ごとに残す
  • メニューごとの税率を一覧にして、レジ設定と見比べる
  • 豆や食材の仕入れと売上のつり合いは、廃棄やまかないのメモで説明できるようにする
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顧問税理士の選び方ナビ 編集部

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