自分と税理士の会計ソフトが違う時は?データのやり取りの方法

自分と税理士の会計ソフトが違う時のデータのやり取りの方法を解説する記事のアイキャッチ

当サイトは国税庁・日本税理士会連合会などの公開情報をもとに編集部が執筆しています。記事内のサービス紹介には広告を含みます。

税理士に依頼しようとしたら、『うちとは使っている会計ソフトが違うみたい』と分かって困っていませんか。今の帳簿をどう渡せばいいのか、迷いますよね。

結論から言うと、ソフトが違っても依頼はできます。やり取りの方法はいくつかあるので、手間と費用で選べばいいんです。この記事では、パターンごとの進め方と、ソフトを揃えるべきかの考え方が分かります。

会計ソフトが税理士と違っても依頼できる?

先に結論

依頼できます。クラウド会計なら税理士をログインさせて見てもらう、仕訳データを書き出して渡す、来期からソフトを揃える、の3つが主な方法です。長く顧問を頼むなら、年が変わるタイミングで揃えると後が楽になります。

『税理士に合わせてソフトを変えないと断られる?』と心配する方もいますよね。対応しているソフトは事務所ごとに違い、複数に対応している事務所もあります。

まずは、今使っているソフトの名前を伝えて、どう受け取れるかを聞いてみてください。

「今は自分でクラウド会計を使っています。このまま見てもらえますか?」
「うちは別のソフトですが、招待していただければそのまま確認できますよ」

こんなふうに、税理士側が合わせてくれることも珍しくありません。

データのやり取りの方法は4パターン

違うソフトのままでも、やり取りの方法はいくつかあります。手間と向いている人を比べてみましょう。

方法進め方手間向いている人
税理士を自分のソフトに招待クラウド会計に税理士を招いて見てもらう少ない自分のソフトを使い続けたい
仕訳データを書き出して渡す自分のソフトから書き出し、税理士が取り込む中くらい年に数回まとめて見てもらう
帳簿や試算表を渡す総勘定元帳などを出力して渡す中くらい決算や申告だけ頼みたい
ソフトを揃える税理士と同じソフトに乗り換える最初だけ大きい長く顧問を頼みたい
会計ソフトが税理士と違う時のデータの渡し方を示した図解

招待して見てもらう

クラウド会計を使っているなら、まず聞いてみたいのがこの方法です。税理士が自分の帳簿に直接入れるので、データを渡す作業が要りません。

ただ、税理士がそのソフトに慣れていないと、確認に時間がかかることもあります。招待のしかたはfreeeに税理士を招待する方法で紹介しています。

仕訳データを書き出して渡す

多くの会計ソフトには、仕訳をファイルで書き出す機能があります。税理士がそれを自分のソフトに取り込む方法です。

ここが大事なところです。ソフトごとに勘定科目の名前や補助科目の作り方が違うので、取り込む時に対応づけが要ります。最初の1回は、税理士と一緒に確認しておきましょう。

帳簿や試算表を出力して渡す

決算や確定申告だけを頼むなら、総勘定元帳や試算表をPDFなどで出力して渡す方法もあります。税理士がそれを見ながら自分のソフトに入れ直す形です。

入れ直しの手間が出るので、その分が料金に反映されることもあります。どの方法なら追加料金がかからないか、先に聞いておきましょう。

依頼前に税理士に聞いておきたいこと
  • 今使っているソフトのまま見てもらえるか
  • データを渡すならどの形式がいいか
  • 入れ直しが出る場合に料金が変わるか

ソフトを揃えた方がいいのはどんな時?

『結局、揃えた方がいいの?』と迷いますよね。目安は、税理士とのやり取りの頻度です。

例えば、年商3,000万円ほどの飲食店を法人で営んでいて、毎月の試算表を見ながら相談したいケース。毎月データを書き出して渡すのは負担なので、ソフトを揃える方がラクです。

一方、個人で翻訳の仕事をしていて、確定申告だけを頼むケース。年1回データを渡すだけなら、今のソフトのままでも困ることは少ないはずです。

迷ったら、まず1年は今のソフトのまま頼んでみるのも手です。やり取りが負担に感じたら、次の年から揃えれば十分間に合いますよ。

乗り換える時の注意

年の途中で乗り換えると、期首からのデータ移行が必要になります。切り替えは年や事業年度が変わるタイミングが無難です。移行の手順は、依頼する税理士と相談して決めてみてください。

自分に合うソフトの選び方は個人事業主の会計ソフトの選び方でも詳しく書いています。

自分のソフトに対応した税理士を探すなら

ソフトを変えたくない方や、毎月データを渡すのが負担になってきた方は、今のソフトに対応している税理士を探すのも一つの方法です。紹介の段階で「このソフトに対応している方」と条件を伝えられます。

税理士ドットコム

あなたの業種・規模に合う顧問税理士を無料で紹介

記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。

紹介料無料税理士ドットコムで顧問税理士を紹介してもらう

(税理士ドットコムの紹介ページに移動します・24時間365日受付)

よくある質問

税理士と会計ソフトが違うと、顧問料は高くなりますか?

事務所によります。データの取り込みや入力し直しの手間が増える場合は、その分を料金に含める事務所もあります。見積もりの時に、今のソフトのままでいいかと金額を確認しましょう。

書き出したデータはそのまま取り込めますか?

ソフトによって科目や形式が違うので、対応づけが必要なことがあります。最初の取り込みは税理士と一緒に確認しておくと安心です。

ソフトはいつ乗り換えるのがいいですか?

年の途中だとデータ移行の手間がかかるので、年や事業年度が変わるタイミングが無難です。乗り換えの時期は税理士と相談して決めましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 会計ソフトが税理士と違っても、依頼はできる
  • 方法は招待・仕訳データの書き出し・帳簿の出力・ソフトを揃えるの4つ
  • 毎月相談するならソフトを揃える方がラク、年1回なら今のままでも困りにくい
  • 乗り換えは年や事業年度が変わるタイミングが無難
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

個人事業主・フリーランス・会社経営者が、自分の状況に合った顧問税理士を探せるよう、公的機関の公開情報をもとに費用・探し方・頼める範囲を解説しています。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!