個人事業主の会計ソフトの選び方|顧問税理士と揃えるべき理由

個人事業主が顧問税理士と会計ソフトを揃える選び方を解説する記事のアイキャッチ

当サイトは国税庁・日本税理士会連合会などの公開情報をもとに編集部が執筆しています。記事内のサービス紹介には広告を含みます。

開業して最初に迷うのが会計ソフト選びですよね。種類が多く、比較記事を読むほど決められなくなる方も多いはずです。

結論から言うと、税理士に頼む予定が少しでもあるなら、ソフトは「その税理士が普段使っているもの」に揃えるのが楽です。この記事では、揃えた方がいい理由と、税理士がまだ決まっていない時の選び方が分かります。

個人事業主の会計ソフトは何を基準に選べばいい?

先に結論

税理士に記帳チェックや確定申告を頼む予定があるなら、会計ソフトは税理士と同じものを選ぶのが基本です。まだ自分だけで申告するなら、「多くの税理士が対応しているソフト」から選んでおくと後で困りません。

『機能や月額料金で選ぶものじゃないの?』と思った方もいるはずです。もちろん、それも大事です。

ただ、個人事業主の場合、ソフトの差で困ることは意外と少ないんです。困るのは、税理士にデータを渡す段階でやり取りが噛み合わない時なんです。

例えば、売上が伸びて2年目から税理士に頼むことにしたケース。自分のソフトと税理士のソフトが違うと、データを書き出して渡したり、税理士側で入力し直したりする手間が出ます。

選ぶ前に確認しておきたい3つのこと

会計ソフトを決める前のチェック
  • 税理士に頼む予定があるか(今年・来年・まだ先)
  • 銀行口座やクレジットカードの明細を取り込めるか
  • 頼みたい税理士、または近くの事務所がそのソフトに対応しているか

3つ目は見落としがちです。気になる事務所があるなら、ホームページで「対応ソフト」を見ておきましょう。

顧問税理士と会計ソフトを揃えるべき理由

揃えると何が楽になるのか、具体的に見ておきましょう。

まず大きいのは、データを「渡す」作業が要らなくなることです。クラウド型のソフトなら、税理士をメンバーに招待するだけで同じ帳簿を見てもらえます。招待のやり方はfreeeに税理士を招待する方法で詳しく書いています。

次に、修正が早くなります。税理士が仕訳の間違いを見つけた時、同じ画面で直してもらえるからです。

「この交通費、科目が違っていたので直しておきました」
「ありがとうございます。次からはこの科目で入れますね」

こんなやり取りが帳簿の上で完結するので、確定申告の直前に慌てることが減ります。

状態データの渡し方起きやすいこと
税理士と同じクラウド会計招待して共有するだけ修正がその場で反映される
税理士と同じソフト(インストール型)バックアップファイルを送るどちらが最新か分からなくなる
税理士と違うソフト仕訳データを書き出して渡す科目の対応づけや入力し直しが出る
紙やExcelの帳簿資料をまとめて渡す記帳代行の費用がかかりやすい
会計ソフトを税理士と揃えるメリットを3つにまとめた図解

違うソフトのままでも依頼はできます。やり取りの方法は自分と税理士の会計ソフトが違う時の対処にまとめています。

税理士がまだ決まっていない時の選び方

『まだ税理士を探していないのに、合わせようがない』という方もいますよね。その場合は、次の順番で考えてみてください。

税理士未定の時の選び方
  1. 自分で申告するのか、近いうちに頼むのかを決める
  2. 頼む予定があるなら、先に税理士に相談してソフトを聞く
  3. 当面は自分でやるなら、対応している事務所が多いクラウド会計を選ぶ
  4. 銀行やカードの明細を取り込める設定を最初にしておく

実は、先に税理士を決めてからソフトを選ぶ方が早いこともあります。最初の相談で「このソフトなら記帳チェックが楽です」と教えてもらえるからです。

例えば、ネットショップを始めたばかりで、売上の明細が毎月数百件になりそうなケース。取り込みの設定を最初に税理士と一緒にしておくと、自分で入力する量がぐっと減ります。

乗り換えるならいつがいい?

『もう別のソフトで記帳を始めてしまった』という場合も心配いりません。年の途中で乗り換えると、期首からのデータ移行が必要になります。

そのため、乗り換えは年が変わるタイミングが無難です。どの時点で切り替えるかは、依頼する税理士と相談して決めておきましょう。

税理士と一緒に決めたい人は相談してみよう

売上が伸びて記帳が追いつかない方や、来年から税理士に頼もうと考えている方は、ソフト選びの段階から相談すると二度手間が減ります。

クラウド会計に対応しているかどうかも、紹介の段階で条件として伝えられます。

税理士ドットコム

あなたの業種・規模に合う顧問税理士を無料で紹介

記帳や申告に手が回らない、法人化を考えている、今の税理士の対応に不満があるといった場合は、条件に合う顧問税理士を紹介してもらうのが近道です。税理士ドットコムなら、全国7,500名以上の登録税理士から、予算や業種に合う税理士を無料で紹介してもらえます。

紹介料無料税理士ドットコムで顧問税理士を紹介してもらう

(税理士ドットコムの紹介ページに移動します・24時間365日受付)

税理士が要るかどうか自体で迷っている方は、クラウド会計を使うなら顧問税理士は必要かも読んでみてください。

よくある質問

会計ソフトは無料のものでも税理士に頼めますか?

頼めます。ただ、税理士がそのソフトに対応していない場合は、データを書き出して渡すなどの手間が出ます。依頼前に対応ソフトを確認しておきましょう。

税理士に合わせてソフトを変えるのは損ですか?

年の途中だとデータ移行の手間がかかります。年が変わるタイミングで切り替えると負担が少なく済みます。切り替え時期は税理士と相談してみてください。

クラウド型とインストール型、個人事業主はどちらがいいですか?

税理士と帳簿を共有するならクラウド型が便利です。インストール型でも依頼はできますが、ファイルのやり取りが必要になります。どちらがいいかは、頼む予定の税理士の対応ソフトで決めると迷いません。

まとめ

この記事の要点
  • 税理士に頼む予定があるなら、会計ソフトは税理士と揃えるのが基本
  • 揃えると、招待するだけで帳簿を共有でき、修正もその場で反映される
  • 税理士が未定なら、先に相談してソフトを聞くか、対応事務所が多いソフトを選ぶ
  • 乗り換えは年が変わるタイミングが無難
顧問税理士の選び方ナビ

顧問税理士の選び方ナビ 編集部

個人事業主・フリーランス・会社経営者が、自分の状況に合った顧問税理士を探せるよう、公的機関の公開情報をもとに費用・探し方・頼める範囲を解説しています。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!